昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-08-27から1日間の記事一覧

ささやかなに日々をつむぎ、つたない言葉で切り取る日々にかさばる思いが投下するミサイルが、命を奪うころ、こだわり噛み付く日々に磔にされる午後。価値から抜け出すことというのは、ただ短絡的な暴力に陥り、権力を保つために闘争するのではなく、すべて…

鷹揚

どす黒いもんがこぼれる。星の落ちた後や、乱立する風景に混乱する様子の、肥大していくだけの彼女が隷属する風景なんて、何かに絶えず継続されるもんを、あたかも正しいもののように崇めることから、人間としての終わりを見て、関連するものなどは、どれも…

世界的な愛

管轄下に置かれたわずらわしい自己を放棄して、機械的な神経に意識をあずけ、いたずらに消費された身体と別れを告げ、つたない意思を解き放ち、すべてと結ばれる。

深まる

機械で出来た腕を見て涙する君、作られた者だとわかった途端に、君は君ではなくなるのだよと、倒錯する君が走り去る隙間に瀰漫する風景に、満足など求めぬように。

哲学的な地区

反復されるよろこび、反芻し続ける苦しみを引き延ばすためのよろこびから逃げ出すことは、反復し続ける限りは苦しみ続けるのである。

緩慢

この命は単純やから、でたらめに生きて、言い訳もしないで、思うように思わせておけばよくて、すべては愚かだから、愚かなものを愚かなものとして崇めているだけにすぎない。