昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-09-09から1日間の記事一覧

漠然

無限になびく言葉、枢要な自然性をたくわえ、延々と高揚する先に果てはなく、歯がゆく散り行く仮説や、記憶がもたらす遅延などに妨げられずに、健気に超越するためだけに、この命を敷衍させて、多目的に生まれる意味に束縛されずに、馳せる意味が君に食い込…

なじむ

簡単なあんたの身体、多目的なグルーヴがせまって、思考をこわばらせて、わななく君の無情な日々を解放させるために、覚醒させます。

胸元の雨

かんかん唸る 警報機、 夕焼けにしみる 君のニキビ、 ニヒリストどもが うごめく、 真理の生簀で、 這いずる記憶のたもと。

たべたい

誰のためでもなく世界をたべて、もとめるだけの怪獣たちがうごめく論理的な空や、舌にからまる思いや、頭痛いから、傀儡になるような君の感受性をたべたい。

厭離

軽薄な罪を形成し、迫害されるだけの日々に去りゆき、豊かさをうたいながら、たゆむ現在に機械的にまつわるものを捕食し、生きていることを演じる。

瞬間的な愛

行方も知らんくなって、風景なんかと溶け合って、手当たり次第に愛して、または吐血なんかしなりして、舌足らずなままに荘厳なふんいきに入り混じる体系的なもんに反して、あらがう先に欺瞞や不満なんかもなくなって、くたびれたり、採算合わんから、裏切っ…

夏の日差し

怪訝な海岸線、レモンが浮かぶグラスの端で羽化する見たことない鳥や、大抵の異物感が孕む悪意などを飛び越える。

話し言葉

噛み締められる痛みには、理念のようなものが存在し、今を締め付けては、制限によって君は加工され、欺瞞ばかりを囃し立てる。