昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-09-17から1日間の記事一覧

遊び場

あんたらの暗澹とした模様が、でっかい猫なって、世界で遊び散らして、ぶつぶつ言いながら眠る。

独善的な枷

君は正義をふりかざして、憎しみを増幅させていく。あらゆる正義に踏み台にされ、犠牲になる真理は、他者により縫い付けられ、そこで身動きを取られなくする。大衆により、操作される正義は、何かを抑圧し、誰かを監視し、支配するためだけに機能する。死に…

孕む速度

記憶は歯止めもなく脳内を這いずり、掃き溜めの日々に積もる塵芥なんかを無駄に溜め込んでは、眠れぬ夜などを過度に作り上げる。

関与

委ねる思いがてんやわんやになりながらも、縛られても尚、進もうとする力だけが、前へと進む。

気配

数字と観念が捻じ曲げる夜、老けるための季節が、映画のようだねと、誰かしらとまじわる月日は、変化を感じ、慈しみを歌いながら敷衍していく。

木漏れ日

擦り寄る思いが怨嗟を放ち、アイロニカルにつむぐ、似たようなものの連鎖により、世界は豊かになるらしく、らしからぬようなものを積み上げては、すべすべな足や、黄金の指から放たれる時間にへだてられぬものから、物語は加算されるものから離別し、輪唱さ…

異形

異物感をかかえて、加算されるだけの風景が振動し、シンドロームを吐き出すパソコン、終焉に巻き込まれる輪。