昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-10-02から1日間の記事一覧

鼠の歌

葬る恋人、ひきずる青と赤の線、他人行儀な電柱たちが照らす深夜の行動、コンビニでシンガロングされる安っぽい希望の歌、季節はねじ曲がり、慢性的な痛みを孕んだランダムな色彩、端子を追って、結末から逃げ惑うロボットたち、仮説から生まれた蝶が作り出…

観念

血筋を破棄して、旋回する虚空、高揚感により、むくんだ身体、気配はフラクタルであり、平行する健気な意思に擦り寄る互換されるだけの、惰性でアンニュイとした支配の経路、数多に保持する理由がドメスティックにまじわり、等価交換されるだけの、堕落した…

乱れる

品行方正なんかあらへんし、与えられるほどに偏向しよるし、寄せ合うほどに、誰もが暴走するし、へばりつく正しさは理性を失って、正しさを求めるがあまりに、誰彼構わず傷つける。

告白

結合される数学的なモジュール、呪術師たちがながめるガラガラの夜、解体される遊びに囃され、機械的な汗をかいて、内面的な圧迫感に苦しむ芸術的な余白。

回帰

濫觴するものを引き裂き、貧寒な理想にたたずむ問いなどを超えて、凍える隙間に巻き込まれる言葉を流用する輩を蹴飛ばす。

軽快

鳥のさえずりは希望の唄。ボウフラたちが雨降らす頃、ちょうど良いのは君の寝息だよと、ゆらゆらと真理を超克する私の無心をむしばむ窮屈な進路。夕闇にひそむドラスティックな歓喜。夕食を卑下する人々の生活。正解は短絡的な豪華さをふくんだ普遍性。並行…