昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-10-06から1日間の記事一覧

具体化

誰にも邪魔されんと、堕落してフラフラして、ループする懺悔なんか気にしやんと、短絡的に同化しては、みすぼらしくも清々しく、ズケズケと入り込むような普遍的な位置を与えられて、てなずけられるよりも、ことわりや過去を捨て、構築されるもんが示すこと…

甘美

永遠に貪り付き、私は無知なままに、まにまに迫る憂鬱なんかを処理できる最後の動物であり、快活に健気に消費する精悍な時折にリズミカルに歌い上げる平静や、ドラマチックな恋の汚穢や、迎合されるほどに、計画的な愛が貸し借りする金銭的な欲動や、従事す…

分断

海辺を歩く君、あいまいな青さに支配された空、瞬く間に記号と化する命、顛末になびく永遠は、因果をつらぬいて、希望に打ち付けられた杭を引き抜いて、気配に攪拌される遊蕩を繰り返す事実に反して、球体をめぐり、不確かに派生していく物語から逸脱できず…

交わる先

大きなモノリス、数秒の孤独と、尊い味、遠くで結ばれる彼女たちは、誰かのものに変わった途端に横柄になり、可愛かったのも束の間であると、束縛し、独占するだけの彼らは、過去に女々しく纏わるエゴを漁るだけの、資本主義的な衆愚に迎合するだけの価値の…

訂正

寛容な世界と分かち合い、ただわずらわしく混ざり合う風景を厭うことなく包括し、解放へと導くように、語られるだけの自由に利用されないように。

慈愛

ダンサブルな魚たち、森ではハードコアな日々をなぞる、はみ出し者の遊具で遊ぶ孤独な子供たち、斡旋された人々が備蓄したしあわせも瞬時に滅びても、次なる喜びが、つぎはぎながら連なる。

行方

充実した空間たる愛。愛とは超巨大な箱であり、形を持たず、果てもない空間で孤立する聡明な物質であり、ふれるほどに反響する愛は、事実の中で繁栄を続けて、つたないものを運び出すか弱い手が、快活なものを掴み取り、とこしえになびく悠遠にゆらぎ、不自…

前傾

そつなく結ばれ、保たれるもの、もたらされるものや、用いられるものに苛立ち、立場すらもいらず、いたずらに消費される今を放棄し、たどたどしくも優位に立たず、いたらぬままに、いびつなままに進む。

祈らず

恍惚と成熟していく場面をながめ、ないがしろにしていく思いに支配されずに、ずっと引き継いでは、卑近なものに変わるだけのものを盾にして、のさばるものを信じず。

宣言

自由に世界を殴りたいんです。たまには金を無視して、適度な愛と踊り、たよりなくても、くよくよ泣いても、奇しくも、また出会って、目的なんかびっくり返して、小さなことを追うよりも、大きなものに立ち向かって、勇敢に死にたいんであって、また繰り返し…