昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-10-14から1日間の記事一覧

その先

針と化した意識。突き刺す現実の奥底で狂乱している景色。世界は全容を攪拌し、自らを見えにくくすることによって欠如していくものを埋めるためだけに絶え間ない闘争にひたり、貧寒な自らが鬱積し続けるものにより、喪失感をたくわえ、猥雑な処置を加えられ…

無地

短絡的な独裁者は、カタルシスに至るために、こう煽る。「承認欲求と消費的な大家族。ムーブメントが迫る屈辱的な反復。理想を売るマーケットから、毎日は操作的に作られる。あらゆる原因はゆりかごで揺られるままで、本質として認識しているものは、憎悪を…

さようなら

自分が考えること以外のほとんどは誤りやし、あてにならんことばっかりやから、適当にどつきまわして、自らの意思だけで思い描くもんが面白いんであって、一貫性がなかろうが、一過性のものであろうが知らんし、なんかうるさくつきまとう考えを吐き散らして…

音階

永遠回続く日々、引き伸ばされる今に行方をくらます彼女たちは、何度目の軌跡を啜り、また戻りながら、絶え間ないものを恨んだり、喜んだりしながら、寝転ぶ上にまどろむ世界の形式なんて、すぐさま捨てて、自分の純粋さに引き戻される。

曖昧で素敵な毎日

狭小な者どものマクロなファシズムが委ねる機械的な油に汚された深夜を刷新して、新たなものを、何度も作り上げる。

となり

ピースフルな結合を終え、清貧な時と話し合い、はびこる悪意を昇華させ、散漫な意識を儀式的に終えるよりも、応用される余韻に敷衍する言葉とたわむれてたい。簡単に感謝なんてしたらいけないよ、簡単に消費され、利用されるんだし、意識下には形式的なもの…