昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-10-18から1日間の記事一覧

デカダンス

ガサツな記憶のにおい、君の温もりも記号化して、バビロンの太陽が憎いと、報復し続けるイデオロギーのミサイルが大衆を傷つける刹那、度重なる痛みに追従する憎しみが連鎖し、同一化した痛みがさらなる破壊を呼びかけるサイレンがうるさくなびく季節の味。

低劣な理想

死は何度も踏みつけられて、するどく突き刺さる。些細な死はとなりに存在し、そこに居たはずのものが、冷たく通り過ぎる。すがるほどに強度は増して、均等なものをたずさえて、延々と祭り上げられるだけの堕落した所以や、勇躍できずに、転んで怪我する君は…

高出力

時折にむすばれる言葉、健気な手当てを終え、報酬は無機質な彼らの核、窮乏する猫又がうたう次元との関連性から、軽薄な存在から放たれ、誕生日を憎む彼女たちの故郷からすなどる憐憫や、筐体として備え付けられる便利な彼らの慟哭がひびく、欲動するだけの…

完熟

悪気なんかなく、健気に騙す君の尺度、精神的な汚物でオブジェクトの生成をし続け、腐食していく心にダウンロードされる顛末に追従され、嫌気がさしたのと、君のノスタルジーに含まれていくものどもの結末に宿る荘厳な結末、延々と引き伸ばされていく代償や…

緩急

浮遊感をたずさえ、延々と笑い続け、コンプするよりも、足りないままに進み。

飛翔

フレキシブルな風景、君の記憶をココナツの中に隠して、攪拌される風情な終わりから、引き出されるものもうるさいだけだし、堕落するだけなら、この身体を懐かしむ前に、過ぎ去るだけの快楽に身体がむしばまれる前に飛び立つ。