昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-10-22から1日間の記事一覧

運命

人はきっと裏切っていくだけだろうし、何かをあてにして生きるなんてうんざりだから、すべて理由も持たずに過ぎ去る。俗悪な雲から垂れ流れる宣伝的なアノミー。誘導される君たちの状況にかさばり乱立する風景の粗暴な管理下に置かれ、未熟な真理の下僕とし…

ままならぬ君

不死身の君、孤独に流動しては、冷めた目をして、つむぐ未来はやましく屠られて、現実を食べ尽くす機械的で、ドラスティックな変化から、面影も唐揚げにされて、口の大きいだけの化け物に食い尽くされて、繋がれたら未来を器用に縫い付けるだけの堕落した主…

調教

意識は自由自在で、いさかいすらなく、境目すらないと思うこともない動物たちは、自分が自由であることなどは求めずに、考えを捨て、つたない日々を歩む。無垢な真理で悶々とする余韻から開けていく動機は、時を待たずに、物陰から発生する意識的な汚穢を昇…

軋む

時間を押し広げながら迫る雲、空洞で同化する意識の波形。猶予にねじれるノスタルジア。林立する行方は、老け込むほどによるに吸い込まれて、陰鬱な焦土から生まれた意識から、軽薄な面影から遊離していく往々とした瞬間、ゆらぐ空間に満たされていくリター…

気体

夜の深淵に入る。増える悠遠の端々に集まる素晴らしい瞬間。現れるよろこびが敷衍して、新しいだけの君を迎えに行き、同じ終わりを何度も迎え、帰巣する真理は機械的であるし、あらゆる制限を生んで、今を苦しめる。酩酊していく真意。常用している彼女たち…

策略

物陰で拡散されるたくさんの言葉。交わる先では、誰かを妬む鼓動。同化していく行き先は不安定で、貧相なものだし、噛みしめるほどに、他者との交わりは不潔のように感じ、妬む行き先に、加えられた痛みの翅。苦痛を瞬く思いは、順序を持たずに、次々と行き…