昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ささやかなに日々をつむぎ、つたない言葉で切り取る日々にかさばる思いが投下するミサイルが、命を奪うころ、こだわり噛み付く日々に磔にされる午後。価値から抜け出すことというのは、ただ短絡的な暴力に陥り、権力を保つために闘争するのではなく、すべて…

鷹揚

どす黒いもんがこぼれる。星の落ちた後や、乱立する風景に混乱する様子の、肥大していくだけの彼女が隷属する風景なんて、何かに絶えず継続されるもんを、あたかも正しいもののように崇めることから、人間としての終わりを見て、関連するものなどは、どれも…

世界的な愛

管轄下に置かれたわずらわしい自己を放棄して、機械的な神経に意識をあずけ、いたずらに消費された身体と別れを告げ、つたない意思を解き放ち、すべてと結ばれる。

深まる

機械で出来た腕を見て涙する君、作られた者だとわかった途端に、君は君ではなくなるのだよと、倒錯する君が走り去る隙間に瀰漫する風景に、満足など求めぬように。

哲学的な地区

反復されるよろこび、反芻し続ける苦しみを引き延ばすためのよろこびから逃げ出すことは、反復し続ける限りは苦しみ続けるのである。

緩慢

この命は単純やから、でたらめに生きて、言い訳もしないで、思うように思わせておけばよくて、すべては愚かだから、愚かなものを愚かなものとして崇めているだけにすぎない。

緩慢

この命は単純やから、でたらめに生きて、言い訳もしないで、思うように思わせておけばよくて、すべては愚かだから、愚かなものを愚かなものとして崇めているだけにすぎない。

高揚

どす黒いもんがこぼれる。星の落ちた後や、乱立する風景に混乱する様子の、肥大していくだけの彼女が隷属する風景なんて、何かに絶えず継続されるもんを、あたかも正しいもののように崇めることから、人間としての終わりを見て、関連するものなどは、どれも…

野ざらしの記憶

わたしを見下し、 貶すような者すら 愛せと、 強制するだけの、 堕落した関係や、 関連性から放たれ、 制限を持たずに踊るのだ。

スラローム

意識するより言葉はひしひしと伝わり、ひんやりした夜にゆらぐルーツや、ツールなんかが加算する原因にまじわり、羽ばたく夜露がアンニュイと加算させる季節の模造品や、軌跡の表情なんかがメロディーに変わり、緩衝していく思いにまつわるものが流れて、な…

ダンサブル

たったひとりで 命削って、 ずっと どこにもおらんと、 悲観的にならんと、 笑い飛ばす。

賛美

僕は世界を なぐるんですって、 純粋な目して 語りよるから、 なぐっても、 また生えよるし、 あんま意味ないでって 言っても、 君はなんども なぐるんだろう。

スラローム

意識するより言葉はひしひしと伝わり、ひんやりした夜にゆらぐルーツや、ツールなんかが加算する原因にまじわり、羽ばたく夜露がアンニュイと加算させる季節の模造品や、軌跡の表情なんかがメロディーに変わり、緩衝していく思いにまつわるものが流れて、な…

空疎

惑星のぶつかる音、記憶に従属するほどに増していく敵意と、端的な例すら破棄して、隷属するということは、不潔なのであると、ありとあらゆる疑問を屠るために、我々は、生活音を毛嫌いし、軽薄な未来をたずさえ、互いをとがめるだけに至らせるような、複製…

ワンダーランド

報復もなく しあわせで 何を奪うわけでもなく 分け隔てることもなく 言葉もなく 無くなるものもない。

保証

タナトスにめり込む花火、季節を模写する画家たち、乖離し続ける彼女たちがケロイド化し、真理を打ち砕き、愛を捕食する。

恒常的な飛躍

大気を食し、暗澹とした世界を修復し、復讐を歌う歌手や、なにかの歯車として、イデオロギーや、祝福をもたらすとかうそぶく輩から逃げ出し、自らの意志に行き着き、キツツキが健気にコンコンとたたく音が反響し、はびこる悪意を生み出すバビロンとか口ずさ…

空腹

惑星のぶつかる音、記憶に従属するほどに増していく敵意と、端的な例すら破棄して、隷属するということは、不潔なのであると、ありとあらゆる疑問を屠るために、我々は、生活音を毛嫌いし、軽薄な未来をたずさえ、互いをとがめるだけに至らせるような、複製…

加算

あるいは呼称されるものに引きづられてるだけの、貧寒な者として、行方も知れず、したがうだけの駄作として、あるいは、かばい合う時折に、行きすぎた感情を倒錯させて、腐ってくだけの情報をあたまにつめこんだ、付属品として、みにくく理想をふみにじるん…

書くと核

縁取られた思い、ドロドロとした写真、いびつな感情に想起する物陰、あるいは君という壁、感情すらも絶えた後に敷衍する悠久の試み。

思念

恍惚を強要するような陽光、攻撃的な街はリリカルなものを持たずに、用いられる物で満足してるから、ぶくぶくと太るんだ。

飛翔

青春も終わり、僕らはたくさんの血を流した、便宜的なものをうたう破壊者が、社会を破壊し尽くした後、ひろがる青空は他者を照らすばかりで、自らを照らすものがなくても、儚く連なる思いは連動し、遥か無垢なものを携える。

滑落

どこにも帰らんと、防波堤の上を歩く。世界を終わらせるための予言なんかが叫ばれる夜、健気な星と鹿と肩甲骨、たゆむ現実の輪、無害の上に、圧壊する虫たちの鳴き声、あらゆる悲劇の大合唱や、悠揚な史実にからまる苦悩なんかがうつろな下校のチャイム、無…

蕭然

すべては まつわるままに まとまり、 だいたいのものは、 怠惰に消え去り、 さだめるものも 持たぬままに散る。

蕭然

すべてはまつわるままにまとまり、だいたいのものは、怠惰に消え去り、さだめるものも持たぬままに散る。

滑落

どこにも帰らんと、防波堤の上を歩く。世界を終わらせるための予言なんかが叫ばれる夜、健気な星と鹿と肩甲骨、たゆむ現実の輪、無害の上に、圧壊する虫たちの鳴き声、あらゆる悲劇の大合唱や、悠揚な史実にからまる苦悩なんかがうつろな下校のチャイム、無…

延滞

絶えずおどけて、 おどかし笑い、 わずらわしく鳴いて、 貧寒な世に 容易なものを授け、 安直ながらも、 なだめるような 言葉を蹴散らす。

めくるめくもの

動機もあらへんときらめく海、散漫な呼吸を終えて、けたたましく唸る時折にリズミカルな衝動性、証拠や主体性すら破棄して、保たれるものにもたつくよりも速くささやく、たおやかな女。

名付けようのない 感覚が、 あなぐらで攪拌され、 むしばまれる神経は、 猿に食われ、 駆逐され、 くたびれた 空漠たる身体をもたげ、 墜落して行く闇と永遠。

朝靄と継続

時間を持たぬ木々、自覚する間もなく、降り注ぐ情報の槍、女性的な心音をたずさえ、ぬくもりある日々に現れる結末、退廃的な猫、早歩きの鳥、ヒステリックな母の代用品たち、カタツムリの孤独、歩く鼓動と、進化を超えて、とがめる所以から肥大化していく思…