昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。


ずきずきする胸の内でエレクトロな世界が跳ねて、懐かしむ宇宙の母胎から雫がポタリと落ち、恬淡なわたしは、わらにもすがらず、我に返って刃向かうのが、わたしらしくあり、陥穽に落ちるだけの人類もコード化され、単なる音程に変わり、ダンスするままに浪費され、シンガロングする合間に事実は消え去り、いつかの過去にしまいこまれ、先々行く時間に置いていかれるだけであり、時間などは捨て、ただあるがままに歩くのです、まる