昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

性悪説を翻す試み

信仰は抑圧し、謳い続ける自らの正しさでもって虐げ、信じなければ報われぬ、と一番の貪欲さをもって支配するに至り、人を神の枠にはめ、納められた人は、人から抜け出せずに、自らに苦しみを与える信仰により、苦しみを解放させるように仕向ける自らが一番の抑圧を授け、預かる位置に意味を含ませ、自らの欺瞞により、自らを苦しめ、逃避すべきは、快楽を用いた桃源郷であると逃避を用いる自分とは、自分を探すための傀儡に陥る。夢の中で交わす言葉が契りに変わり、邂逅していく鋭意にふさぎ込んだ命を突き上げるほどの昇華を用い、悶々とする意識が四季を超え、超克する苦しみからすれ違い続ける意識の過程にドラマチックに乖離する理解がほどけた答えに溶け合いながら、意志に変換される辺りから、ちらほらダイナミックに地帯を埋め尽くす輪廻や、臨月の美しさや、記号を超えたほほえみに抱擁されるこころが難解な理屈を現代に屠りながら、投下される因果を飛び越えるほどの試みに時間は濾過されず、ただ過ぎ去ることに置かれる自分すら葬る辺りから原始的な理屈を受け入れる概念を壊し、昏倒する意識に革命を引き起こす直訴から、何かを変える、という欺瞞から、プロセスはカタストロフを迎え、渇望するだけに至らせる苦しみから、理想は供給されるだけの愛だけを求め、脆くも崩れ去る動機に去りゆくだけに最たる意味を失い、ただ喪失に至る事柄に縫い付けられる夏の躁状態から、相乗効果を求める横溢する観念が冬の鬱々とした自己を出迎えることに置かれる老いと時間との対立から、空間と名前との調律から、超脱すべく、損得を求めず、善悪を用いず、ただ中庸を保つ現時点から航路を自ら絶つような孤絶から、高揚していくのが、この存在たる由縁を超えたことにおぼれるような諦観から、現れるニヒリズムが価値転換を施さずに、ただ超越だけを求め破壊に明け暮れることは間違いであり、ただ喪失する先々に創造を残し、到達する威力に反し、反旗を翻すことに置かれる本質からのほほえみに捕縄されず、荒れ狂う命は空間を超越し、ただ住まう意識を飛び越え、到達するまでに響く関係に与えられる観念に軽快なリズムを与え、テクノロジーの杜撰さから、人工的な不満から、不具合を長じるだけの情実にはびこる意識の改革を求めるだけの快楽受容体たる者どもの欲心から空白を埋めるだけの恋愛ゲームから偽装されるゲージに入れ込まれる人間たる由縁から飛び出すべく誰をも信じず、自らすらも弁証法的に乗り越え、乗り換える辺りに翻す意志は、力に反し関するすべてに利己的な支配と権力の終焉を告げるだけのテロリズムが用いる権力と支配の構図から、ヒステリックでサディズムに犯された信心深い動機から、信号はただ快楽を脳内に告げるためだけの信号と化し、ただ与えられる快楽に依存する神経が促す動機が信号を送り、真偽を促さず、ただ送られた信号のためだけに快楽の傀儡と化することに置かれる現時点に相続する資産すら廃れるだけの人間性を金で買い取るシステムから、資産価値を促す示唆から、動機は慟哭し続け、正しさとは、買い取り買い取られることに置かれるだけの理屈を有史以来引きずり、義務的な競争が促す境涯の痛みが均等な機能を求め、自由と平等を謳い、新たな支配に転じ、独裁的な支配により、寄りかかる者すべてを食い尽くすような支配的な構図が新たに仕組まれるためだけに産まれたのだ、と教育にすり込まれ、国家的なプログラムのためだけにためらわず死地に向かうように労働に明け暮れるためだけに闘争本能をすり減らし、ただ従うことが不安に陥るよりは、マシな生活を送れるのだ、と制圧し、抑圧された思念は、従属する価値を理解せず、ただ今に怒りを感じ、それを最もな弱者に向けることの間違いに気がつき、ただ強者に向けるべきでも無く、この怒りを理解に変え新たな価値を自らに作り上げることの欺瞞から、革命的な動機は暴力に陥るような危うさこそも超克し、新たな試みに至るためだけに創造し続けることにより、方法は変わり、磔にされ、打ち付けられた一人の人間の神からの解放から、崩壊し続けることに呪詛を綴る仏教的な退廃からの解放であり、対抗する意識に国家を用いることと人種を持たぬ辺りから、この幼稚な支配からの逃走こそが、総和する現在に調和する理念から、結ばれる原始的な理想から協調を求めるだけの教育よりも、高次に至るべき教育への転換を施し、この位置に意味を持たせず、ただ時間に配されるような理屈からの脱兎を試み、君が求める自由よりも、自由を謳い自由を求めるように仕組むような周囲を翻し、あらゆる原因や原理は、君が促す君の敵にも味方にもなり得ず、君が描く真実こそが、この他律されるだけの事実に拘束されることに気がつかず、誰かに支配されている限りに査定し、差別し、惨憺たるものに飲み込まれ、あたかも獰猛し、ただただ卑屈に描く事柄に本質は無く、ただ与えられていることに虐げられることから抜け出せず苦しみのスパイラルに自ら貢ぎ続ける。