昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

夏はなにか粘っこく、まどろっこしいファンク的だね、とよがる月夜に変革を求める暗号を解き明かす黒猫との魔法戦争的なファンタジーを脳内再生させながら、ライオン歌うレゲエの彼方で原点回帰するような無実の罪の海辺で陥落する形而上的な星の終わりをしおりにして、生命の現時点とは永久に理解を持たずに破壊される事に定義を置くような支配の構図から、生み出される既得権を守るためだけの戦争の音のような蝉の声が、さえずる記憶に形状を与えるような思い出に加算されるだけの痛みを運び続ける、まる