昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

流るるままの日々

人間から脱皮する。途端に世界は開け、蝕むだけの時間から抜け落ちる瞬間をつかみ、あたかも永遠をしのぐ風のように勇敢に消えゆく神話から背伸びし、延命するだけの過去から裂け、こことは、ここに残るものが、おのおのに重ね、遠のくだけに明け暮れ、絶えず忍ぶだけに、結ばれる事が時間を飛び越え超越し、遷延していくだけの進路を徘徊しながら、諧謔を弄するだけに幻影に閉じるのどかで、簡素な状態を受胎し、延々としのぐだけに、募る思いは分裂的に消費され、劣化するだの、低下するだの、と低下するだけの言葉の誤りや、人工的な楽園に快楽を屠るだけの輩が解除する物事などに、遠のく意識は、やがて四季に刃向かい、求めるだけの欲望から離れ、放たれる意識から、創造的に物事をつかみ、伝わる意識は、君の全容にほどけ、君に伝わり、確かなイメージは、位置や、居場所を伝えず、あやふやで曖昧なものが存在である、と教え、追う者や、老い続けるだけに徒労を重ね、問答に馳せる事柄が、延々と続く限りを消費し、この命はとらえどころが無く、止めどなくあふれるからこそ、この場に残るよりも、その先々に永遠を伸ばし、橋かけしては、願掛けを行わず、この瞬間とは、奪い敬う事も無く、押し広げられては、限界を求めるばかりの間から離れ、はびこる悪意や、阿吽の呼吸を知らずに、協調させるだけに同調を強制するだけの教育などに押しつけられるばかりに、抑圧される事が、その教えをねじ曲げ、歪んだものに変えるのも、自分次第であるし、勉学に励むとは、教わる限りに誰かを見下し、抑圧する事に無く、鍛錬し、己を鍛え上げる事で、他者を脅迫的に、見せつけるだけの身体ならば、その身体などは、悪意に犯されただけに満たない気持ちに過ぎず、汚い意志は、虐げ、思惟する者を否定し、批判に陥るだけに醜い争いに転じるのだ、と荘子老子は語り、物質的な流れに反し、理とは、宇宙に綴る意識が鬱血しては、寂れた記憶に現る膿をはき出したような真理を言うのでは無いのだ、と野ざらしな記憶は、風に吹かれ、錆びるだけに至るような血を含まず、意志を用い、値に有さず、己を開け広げる限りに、この入れ込む意識は、途端に逍遙し、動くも休むも同義であり、用いる意志に反し、礎に反し、解体する先々に用いる事すらおこがましいものだ、と問題は、惰性な答えを生み出す限りに陰る問題の中で答えにあえぐようなものであるし、やがて生きるも、赤子に戻り、童心に返り、自らを道理とせず、動詞として行き交うすべてに接続され、述べて言う事も、あらわにされば、同じ対立に憎悪をはき出すだけの構造に至るような問答に開ける言葉すら、偏るだけの思想を生み、産まれたままを愛さず、ただ曖昧なままに挨拶を繰り返し、絵空事のような退屈を汚すような事柄に追われ、横柄な事柄から、逃避するように、田舎暮らしなどを望むよりも、このままで、どこまで意識と飛べ、どこまで想像を超え、この場から意識は離れ、一式を捨て去り、やがて用いぬこころの軽さこそが、不確かな場面を超越し、やがて、価値も渇望するだけに至らせる欲に絡まり、くよくよする事を繰り返し反復するような事を反芻するままでは飲み込めず、飲み込まれるだけに至る事を知らず、嫉妬し、いらだつだけに至るような世界に居る事を、正しい事のように価値を付けるだけの資本主義から脱しシオンを目指すようなシオニストたちのエクソダスから、光年を隔てる抑制から、井蛙な者がふさぎ込んだ一切をぶち込んだ孤独から定理を生み出すような思考の暗澹さから差額を支払うまでの原理から、拘束されるだけの過去に磔にされる神たる君も、やがてやせ細り、補足されるだけに満たない意識から、一切は離れ、破壊的に受理する心情に孤立していく全容にほどけるまで、この至らぬ世界とは、闘争を用い、統合を求め、統一を謳い、同一を求め、統制しよう、ともくろみ、もぞもぞとしかける間に傲慢な独裁者を生み出し、社会主義的なシステムから、空疎で安易な管理から、宦官どもがうようよしている官僚制にうごめく支配と既得権を守るべく、支配できぬものは、疎外するか、処分し、排除するかに置かれる原点に、現時点は無く、そのようなものに従うはずも無く、自由とは、求めるにあらず、謳わず、泣く泣く失う先に、用いるものでも無く、元々備わるものであるし、自由とは与えられるものでは無く、今に備わる自分の許容と要理と器にあり、備えるべきでも無ければ、誰かが持ってくるものでも無く、ただはじめから備わっているものであるし、そこに機能や、服従も無く、自由とは、おのおのが押し広げる意味に備わるものでも無い。ただ知っている者は、求めずとも、そのままで備わり、事象をなぞるの、だ。ただ静かなものが、真理ともいえる、という曖昧さに、ふやける。のどかな間に再現され、再生される月日が羽化し、飛び回るままに乗り換えるだけの月日から飛躍し、判然とうごめく愛のメカニズムから、愛でる日々に響きあり、と歌う美しさこそを得るべきなのだ、と静謐は空間を開け広げ、満足を謳う限りにはびこる意味は陰惨な過程の影を生み、踏み外す間に集約される論理から孤独になり、塗り替え、なりかわる間に導かれるままを嬉々として受け入れ、君の刹那は無駄にならず、時折に伏せる間にのし上がり、濃密な主観から現れる原理や幻影や、正体や主体に入り混じる風景から、選りすぐるだけの過程や影を乗り越え、存在も無く、ささやかで、爽やかな意味を見つけるだけに俯瞰から健全な理由や、建設的な事実は実感を失い、弔われるままに消え去り、均一さは、かばい合いながら、互いを抱きしめ、確かな存在に交換される慎重さに疑いも無くなり、用いる意味から日々は露骨なマーキングを行い、近影にたぎる愛から退廃しても尚、受け入れる事に飛躍し、陰る事なく我々は喜悦感を感知し、己の意志や、君と意味が、問題を飛び越え、到達するままに、負担するだけの予感や要理を超越し、流るるままを体現し、貸与するだけの形に奏でる美麗さが、確かな理想を今に解き放ち、懐かしむ意味から今は消息を失い、ないがしろにした今から君は確かな肖像にスピンし、回転し、回帰するままに事柄は、物事に収まらず、教わる限りに襲いかかる痛みから逃げ惑わずに、出迎え、流す事を知り、答えの末尾に逃げ惑いながら、間違いや、惑わす君に位置は無く、にじむままに意味は得たものや、得る意味を解き放ち、懐かしむだけの過去に通わすさよならから、出会いが複雑に錯綜し、心象にはける真摯な愛から意味はける位置を含まず、複製され、付箋を用い、運命に兆しを求め、対比せずに、儚さと対峙し、確かな愛になびいて行く。