昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。


むしばむ狂気を重ねる夏もちらほら終わりを見せつけ、見え透いた嘘がデカダンに支配され、リンクする過去も寒さに震えるような冬に予感を託し、カタルシス誘う恋も御多幸を祈るばかりの手が離れぬのだ、と祈るだけの惰性さに行動は権力を用いる、とか力と反復と、とっ散らかった意識は観点を失う闘争へと誘うばかりけり、まる