昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。


朗々と季節をめぐり、たむろする晴れ間に広がる傷口が、怠惰な感性を放ち、懐かしむ隙間にたゆたい、あらがう月日も神秘であふれ、持たされる意味も邪魔になり、担う今すら重荷に変わり、捉える意味すら、途絶えるままに転々とし、殺伐とした関係の空虚さに肥大するばかり自己すら捨て去る、まる