昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

力を梳かすこころ

見極める事もできずに、選ぶ愚行から、最もな悪意は生まれ、時代そのものを食い尽くす。選ぶ権利は、確かな者にだけに与えるなどと、民族主義的な階級的な底上げから、ただ支配的な世界を形成し、社会に軋轢を加え、猥雑な企てから、惰性な日々にいびつにつながり、緩和せずに、物事に朽ち果て、破壊的な配下に置かれ、介する間に理解を打ち倒し、やがて、最もな退廃を生み出すだけの衆愚が、傀儡政治を作り出し、保つべき均衡は、既得権に犯され、ただ対するべき力も持たずに、立場を用い、場所を求め、ただ惰性な主義主張が支配的な思想を生み出し、絶え間ない差別を生み、やがて価値も失わせる自然の鉄槌を待ちわびるだけのペシミズムに陥り、諦観するだけのデカダンスが流行し、ただ諦めるだけに、最もな不安は隷属を生み、そのまま支配の強度は増し、やがて配下に置かれた者が、モラルなどを叫び、怠惰で懶惰な物事を今に運び出し、ただ奪うための争いに送り込まれる日常は、暴力により犯される。用いるべきに主義は無く、ただ革命を謳うだけに占領され、所有されるだけに至る幸福すらも克服しなければ、価値は、その場で廃れ、ただ罪と罰に犯される。傀儡と化した民衆は、終末論に扇動され、生じる所以に本質などを求める限りに、餓鬼と化し、システムの奴隷と化す。私達が目指すべきは、権力の解放であるし、概念を超越し、血を通わし、新たなものを作るために壊さず、創造的に至り、創り続ける限りに、物事は浩然と自然に変化を遂げる間隔を待ち続ける余裕を用いる事を、用いると呼ぶ。ただ待ちわびる世界を希望と呼び、ただ快楽を謳い、欲を扇動するだけにカタストロフは現れ、ただ転じ、捻出される憎悪を増しては、漂う意味は、空間を奪い、簡易な闘争を生み、統率を願う権力者は、遮二無二奪う事に権利を授け、何もかもに屈するように牛耳る。そして、無記名とは、誰が誰のために描き、誰が、誰を扇動し、考えを奪い、端的な道理を踏みにじり、ただ堕落した価値を生み出し、偏る考えに至らせ、何が、何を奪うのかを、もう一度洞察すべきであり、先見の明を持たずに、鬱積したこころは、アナクロニズムに陥り、いつでも権力に加担し、寝返るだけに至らせる。願いとは、権力を鬱積したものを払い落とし、洗い流すような強力なものでなければならぬ。あらゆる思想は、行為に基づかず、ただ選ばされずに、選ぶ生死から、存在の強度は増し、みずからの薄明さを超越する。やがて用いる存在に意味など無く、ただ飛び越える己に打ち克ち事により、価値は強度を増し、自身を強固なものにする。選ぶべきは、位置付けず、曖昧なままで今を超越する事により、私達の選ぶべき意味は、その意味を広げ、汎用されるものを超越し、さらなる進化を目指し、真理を打ち倒し、あらゆる動機を超越する。一撃で広がる記憶が地殻変動を引き起こし、破裂するジレンマから、ハレーションを引き起こし、周囲を見えぬほどの閃光で包む限りに陰る本質は、対立する真実に至る原理に浪費される神事を突き抜け、関連する状態に与えられる事業的な改ざんと、傀儡たる身体を抱える愚鈍で露骨な支配的な経路から、乖離していく回路から、関連する状態に譲与するだけの物質主義的な愚行から、行為は混沌を呼び起こし、贋物の価値にカタストロフを用い、根底から飢渇するように仕向けるだけの権力的な改ざんに介在していく怒りから、すすける条理が黒々としては、勘ぐり、昏倒していくだけに行き過ぎる確かな精神は、アナグラムにかさばる言葉を破棄し、恬淡な浪費家が生み出す諸行無常に攪拌される気持ちが核廃絶を叫んだところで、この命は、どうやら経済に支配されているらしいし、虐げられる者の国家に入れ込まれるだけに、この身体とは堕落し、このこころとは、快楽に支配されるだけに指定される原理に理想すら持たずに、機械として、この国会を守るべきなのだ、と骨骼として、この国家に従事し、支えるべきなのだ、と馬鹿者と獣が支配するだけのシステムから、思想はどんどん過激な理想を生み出し、組み込む是非は、テロリズムを叫び、ただ破壊するだけに至らせるルサンチマンから、最たる希望は、本質を見失い、ただ破壊する快楽に至らせるだけの動機に道理は破壊的な過干渉を行い、執り行う是非は、是認する境域に狂気のウイルスをまき散らし、惨憺たる安易さでもって、懐疑的な支配から、思想は根源を失い、誰が何を用い、何で支配し、誰が、誰を統治するかにより根源は、より露骨な支配を出迎え、デカダンに変わりゆくだけに互いを責め合うだけにせめぎ合う言葉は、寡占し続ける競争的な愚弄から、浪費的な思念は、最たる理由を失い、動機に転じて、この命は高貴さを失い、高次に至らず、高尚に届かず、ただ卑賤で貧寒で幼稚な思考をたどるだけのメディアに改ざんされるだけの本質を真実だ、と思い、譫妄し続ける先に専横され、洗脳されるだけに至る快感から抜け出せずに、受け入れるだけの軽い身体から、仄暗いこころから、公平さを用い、倫理で支配するだけの妄想を用い、朦朧としていくだけに指定される本質に真理は無く、ただ打ち出される不安から逃げ惑うだけの恐怖だけが、現時点を統治し、統合しよう、ともくろむ自体を自治せずに、自身を傷つけるだけの刃を用い、剣呑なままで事実を無力に裁く間に曖昧な毎日は、寂寥たる由縁に絡まり、行動範囲を決められ、ただその枠内で決められた義務を支払うべく、君の狭い世界で世界を牛耳らずに、世界性を用いられ、外観を撃ち抜く汚い宦官どもの弾丸が、自らの確かさを傲岸不遜に襲う頃には、用いられる権利すら、誰かに偏り、既得権を守るためだけに存在する権力により牛耳られるだけに至る容易なシステムを打ち砕くべく、ネットワークは強固なものに変わり、感染していく是非は、物事の正しさを見抜く力にこそ、権力を捨て去り、義務こそを破壊し、姑息な支配から脱兎すべく、自ら考える力を強固なものに変え、この屍斑迫る原理に理想を供給するだけに自由を謳い、誰かを扇動し、破壊に至らせるだけの暴利をむさぼるだけの転換から、観点を奪うだけの希望に浪費されるだけの世界を世界としてまとう事を、真っ当であり、至極普遍的だと促すだけのコマーシャリズムに支配される核家族的な展観から、耽溺するだけの幻想である家族たる俗物から抜け出すべく、絆を捕縄するだけの偽善の経路を捨て去り、ただ抗うだけの結ばれる本質こそを嘘だ、と見抜く。与えられた言葉は、ここに備わらず、備わるものほど、その者を嘲笑し、占領すべく、すべてを奪い、君を占有するであろうし、所有する物事は、不平不満を促し、誰もが支配を生み出すだけに至り、上に立つべきは、確かに歩み寄り、そこに上下左右も持たずに、上限すら捨て去り、無限性に躍動する事に置かれる精神すらも超越する事に有ることに抗う事こそが根幹を引き抜き、どこにも根ざさす、調和する事に超越は有る。超越とは神も国家も君も私も、境界すらも持たずに、信じる信じないも善悪も批難も、疲憊すらも無い事に意味する意味する無く、今に今すらも無く、空間に定まる時間すらも問わぬ先に存在する存在すらあらぬところで抗う事に有る私とは乖離し、関係から逸脱し、孤独すらも凌駕する先に現れる自由すらも超越する事に、この超越とは、超越すべき対象も無くなるまでに乖離した私を超越し続ける事による超越により、この私といういちばん遠く邪魔なものをペシミズムやニヒリズムでは無いところで淘汰し隠滅する事にある。