2015-10-29 恋の交わり かかずらう思いがずっと先に 抽出される冬景色に くゆる暖炉の熱が、 葬る言葉や、 昂じる思いにほとほと、と 嘆く辺りから、 この幼稚なギミックを放つ恋は、 駆け引きがなんだ、とうるさく、 ごまかす事でしか、 自身や自尊心を埋められぬから、 損なうだけの恋に陥り、 未熟なプライドは、 ただ引きずる後に 残る自分を傍観するだけに終える。