昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

凄絶な時を巻き込み、時に用いられる概念に哀婉な風情を蓄え、わくわくする領地から、流動的な支配へと移行していく思念の解放を目指し、やがて高鳴る孤独が凍える辺りから、恐怖を流用し、何かを支配するだけのサディスティックな企みから、枠内に収まるだけに追う悦楽から、フラクタルに交わる人間的な何かが担う人間たるものの汚さを謳うだけに、謳われる事に有する価値に支配される的な話から、疾患は増加し、増設される思いは、誰かを羨み、恨むためだけにためらわずに消費する価値から、カタストロフは生まれ、浪費される精神は、信仰を用い、神経質そうに遭難していく形あるものに囚われるこころは、途絶える先に一貫した支配を用い、ただ気配をかき消そうと、形成される物事に要理を用い、理念をかき乱し、ただ盲信する先に信じたものすら一過性の事実に囚われ、歪曲するだけの精神が理性を失い、自らの凶暴性の身代わりとして身代金を自分自身に請求し、己の価値などを求める間に見劣りする自分に自信喪失し、損なう限りの自分探しなどを謳う限りに陰る本質などは、どこにも無い事にすらも気がつかない、まる