昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

超逸脱

静謐に結ばれる関係がネオン街にとろけ、熱情する果てに艶麗な軌跡を巻き込み、騒々しい意味合いをほどき、おどけた表情で、届かない標高へと上り詰め、一切に放たれる月日が時間を超え、悠遠に肥大化する楽しいひとときが、安易な欠如を埋めては、最たる意味から逸脱し、浮遊する意志は、吹雪へと変わり、初心な思いを募らせ、正常なものなど無いのだ、とタナトスを打ち破り、ただ来す生だけに敢行されるよろこびだけが、深まる意識に終焉をかっきり、永遠に続くことに置かれる苦しみよりも、妨げること無く続くように、と描くことに突き進む限りに陰らぬ精神は、過激に陥らず、落胆せずにうらやまずに進むことに置かれる原理に領土すら無く、難攻不落な意志は、難解を超え、要する限りに誘導されるだけのプリミティブな誇りなどを砕くような英雄が現れるまでの閃きにひたすらこじれぬように揺動されぬ精神は、軽薄な膜を突き破り、分断していく先に滅びるだけの文明の快楽受容体に与えるだけの栄養が快楽を生産的に受注させ続けるだけの依存性が、制度や整合や、整序などを謳う限りに運命的な泥濘に嵌まり、反体制的に背反していくほどに権威に這いつくばるように思えるのであり、抵抗するほどに哲学的な競争と虚偽と利用と無差別に処理されるだけの記号から、感嘆を生み出し、嘆くほどにほどけぬ思いは、こじれるだけに堕落し、垂れ下がる意志が退廃し、物物しい雰囲気に逸脱し、位置づけられるほどに言い分けがましく堅持する理由から、誇示する今に動向は不埒で襤褸なものを集めるだけに曖昧な毎日は独裁的な主観を用い、主体性に同調をうながすだけに曖昧な毎日に安易な動機をつなげるだけにつたない思いを即座に旋回させるだけに正解は、不潔なままで、果たすままに果たされる意味は今にもすなどられ、意味に奴隷として立場を用い、求める動機に同意を用い、規律を謳い、動機を奪うだけに杞憂な思いが強度を用い、優雅に渡る自由さに浸透する。

深みがある記憶から理想は恐々と迫る不安に押しつぶされ、整然としていくはずの思いも、鬱々とした不安に意志を奪われ、淫雨にぬらされ、ぬらぬらと泳ぐ先にもつれる意思は、軌道修正されず、気負い、その場で行動を抑止される。遮る暗鬱さに反するべく、超克と昇華を用いるが、持たされた義務に抑止された精神は、権威の奴隷として、放たれる不安の奴隷として、宿命のように、その抑止するものに従い続けるしか道は無いのだ、と思い込まされる洗脳を施す自らを解除する方法を知らず、ただ深まる不安から逸脱できずに、至るままの絶望の侵蝕され、意味が無いのだ、とうながす自らの奴隷として隷属する不安に触発され、黒黒としたものに侵されていく。横暴な支配が露見する物事から、孤立していく今に瀰漫する不安が複製され続けては、懈怠する真理は、心象を穢し、ただ軋轢を与えるだけに加える動機に愛を用いずに、一様に用いられる動機により普遍性を拡散し、たくさんの思いが、あたかもひとつの統合性により、正常さを施されるべきなのだ、とうながす限りに陰る自分自身とは、暗鬱な支配からの逸脱を試みず、誰かの意志により簡単に操作されるだけに陥る。用いるべきは、確かな意志であるし、やがて活路を見出し、自らの考えで抗う限りに抵抗力は生まれ、そのままの状態で少なく動き、幾ばくにも募る思いが追憶を超越し、長じる先に確かな音程を授け、横溢する瞬間が存在を覆い、瞭然とした精神へと移行していく限りにこころは晴れるべき今に至るべき意志を用い、自らが作り出す世界こそが、世界として認識されるべきであるのだ、と妥当な意味に関わらず、自らとの相剋を終え、慟哭をうながすよりも、同調を謳うよりも、同一化を目指すよりも、私は私として、君は君として、轍を成す。対立する精神は、蔓延る悪意に漠然と伝う意味から引き取るだけの悪に転じ、理由を持ち、まどろっこしい意味に固執していく。虐げられる現在に利己的な主張を繰り返すだけの権威に牽引される権力は、損なう限りの理由を理想として、リゾームに変え、利口なものだけに選択権を与え、堅持する理由にため込んだ卑賤さで差額を支払い、物事から背反し、用いる権力により、支配を強固なものにするためだけに権力を利用し、牽引される理由に利息を与え、不羈な者を疎外させ、ただ圧力を加え、要することに徹するだけの者に線引きし、枠に嵌めていく。ただ生きるに尽きるとは、どこまでも続く限りに自らのものにもせず、何も気にせず、否、気にする以前に知り尽くす間にしらみつぶしに測る物事からも放たれ、なあなあに生きずに、自らの意志で選択することを世界と呼び、制することも、知るよしも無いが、無いものを追求し、突き上げる先に理由を生み出す者こそが、超人と言える。