昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

答えも不必要な愛

移行する意識は、十全とした意志をたずさえ、あずかるひとときを、ひとっ飛びで翻し、やがて渇望するだけにすり寄り、償う意志が溌剌と行き交い、介する間に一貫した愛を放ち、懐かしむよりも、しみいる意味が流浪し、端々に攻め入り、数々のドラマに点在する意志がすり寄り、痛む心身を超克し、安らぐ気持ちが居場所すら棄て去り、絵空事をたずさえ、散々な現状や、現象から飛び立ち、むすばれるままに憚らずに諮らずに蔓延る今に堅持する理由すら濾過し、霞む意味にたたずむ君が帰路すら閉ざし、今に至る光景に心残りや、和まぬ今に用いるデカダンスや、カタストロフに散りばめる意識が抵抗を加え、極まる思いが御身を包み、未熟なこころを精錬させ、連綿たる様相が切り端を集め、ひとつの構造を組み立てようと離人症や、膠着するカタトニーから乱立する乖離した主体に移行していく精神の嫌な感触に迫る静謐に瀰漫するアニマを分離させ、帰路を奪う精神の深淵や谷間に促す完全性や、制度や規律を打ち砕くほどの鉄槌を用い、あらゆる愛を根元に寄りかかる間に閃く季節が固化しないような促すみずみずしさが進化を誘い、内積する理由を突き抜け、緩和する間に宿す愛だけが、ドラマに変わり、一律な愛は、一途さを持ち、恒常的に変わらぬ思いが形骸化せずに、形容される愛などに、愛は無く、用いる形に嵌る愛などに意思は無く、ただ生活と環境に順応し、危うさから逃れ、自らの差額を支払う義務から、幼稚な統治に引きずり込む価値から誘引される権威が用いる既得権や、利権に誘う完治しない苦悩や、インタラクティブな快楽のモジュールや、融解するひとときの孤独を安らがす一杯の毒や、退行する思いが帰路を閉ざし、議論に膠着し、高揚感を失い、内外に放つ概念と、放たれた意思は、疎外感を誘い、簡易な支配や、用いる知が謀略と暴力に染まり、関わるほどにエスカレートしていく行動性に理論は通用せず、ただ通過する怒りを倍増させ、奪い合う価値から食み出す意味から、喰いこむ明日から、食い散らかす形だけの義務に兌換されるものほど、勘違いを運び、やがて渇望する存在は、入れ込む価値を求め、導かれるままに枯れ果て、派生する意識は、歯止めも無く悪影響を与え、たゆたうほどに酷くたゆみ、互い違いに至る意識は、形式に横着な意志を授け、あずかる意味は、借り物のままで、際限ない傲岸不遜さを今に吐き出すだけに痛まぬ思いが他者を犠牲に、自らは傷付かぬように仕向けるほどに、ほとんどの意味は孤立する。
我々に勝ち負けも無ければ、善悪にラインをひかれず、悲観的な価値観に虐げられる必要すら無く、用いられ、持ちかけられる言葉や規律よりも、自らの意志を尊重すべきである。それだけが、意思的認識にすがらず、自由すら飛び越え、自らの意志だけで選択する。快楽も終わった後に打ち込まれるハンマーが、汚い過去をつんざき、あらゆる論理を打ち消し、概念自体を消し去る。あらゆる原理は統治と支配だけを求め、今に抵抗を与え、問題に膠着し、意識は、薄命な時を捉え、とだえぬように、自らだけを引き伸ばし、あらゆる物事を超越する。突き抜ける意志さえあれば、どこまでも行ける。こぼれる光りで、アイライン引いてる雲が、ふかふかだ。はみ出す言葉を集め、ひとつのハーモニーに変え、艶麗な時に帰り着き、排斥する間から、愛を抽出し、超克する思いに擦り寄り、寄りかかる思いが微かな愛を伝え、拘泥する意味から解き放たれ、はびこる思いを嗅ぎつけ、新たな意味を愛で包み、関わり合う愛を紡ぎ、着々と敷衍する思いが勇躍し、始まる愛から高揚し、ゆだねる思いが瓦解し、孕む瞬間も晴れ渡り、暗鬱な思いを超越し、勇躍し続ける思いが駆け巡り、ぐるぐるめぐる思いが収斂し、ゆだねる意味が季節を集約され、あらゆる意味を超越していく、まる