すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。


日に日に過ちが増えるばかりけり、と用いられる陸地に線引きする人間たちは、立場を用い、考えを膠着させるだけに至り、退嬰的な考えで、思いに入り込み、理由付けするだけに、ズカズカと土足で入り込まれた思念を貶すような輩に対峙すべき意味すら持たぬわたしは、わずらわしいものから逃れ、延々と精神の中を南下する、まる