昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

送り込む優美さが、観点を直角で鋭利なものに変える。人混みに絶えず進行する意識などに、関係性を持たせずに、立場をひるがえし、有する言葉に重みを与えては、たちまちに消え入る本質が、流動的に従属するだけの関連性に要する思いが、揺れ動きながら、刹那にまとわりつく思い出を引き離し、溌剌と交わる今に名も残さずに遮るだけの空間から逃げ出る、まる