昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

よどみ

白日の下にさらすと
新しいにおいがして、
義務や意味などに
拘泥せずに、
センチメンタルな利息を
支払うだけの疑似的な春から
乖離し、本当の恋愛だとか、
倦怠感をまくし立てるだけの
ファシストだとかから離れ
大胆に行動し、
高揚感に敷衍する
実情が、実体も持たずに、
寂れた記憶にアンニュイと泳ぐ。