2016-05-10 すこし、わたしのはなしをしよう。 わたしの、はなしをしよう。 着せ替え人形のような子供たちが肩を落とし、憂鬱そうに歩いている。世界は大きな刑場なのだ、と魯鈍な支配にきらめく意味から主観性を損ない続けるニヒリストたちが嘯く現用などに本質すら見出せぬから、出し抜かれるだけに至るのだとか謳う支配的な者こそ飛び越えるべき対象なのだ、と、まる