昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

あらゆる超越

 

 我が身が施す経路だけが、この軽薄な存在を白日の下にさらし、さらなる美麗な意識をたどり、互いが露骨で魯鈍な支配に陥らずに、過程に現れる獰猛な意識をかぎ取り、ロジカルな意識に専横されずに、鮮明な意識は、懐古に現れる太古からの儀式的で疑似的な習慣に占領されるだけの意識的なものに収まる形式的な何かを軽視する以前に体系的なものに関わるだけに組織的なグルーミングを施し、互いの支配関係をあらわにするだけに退嬰的なものになり得るだけに価値観の崩壊から、最たる意味の破壊や、神話的なものの段階に迫る悔悟から、改悛していくことから、あらゆる原理をひるがえすリリカルなものから、創造的な相互交換から、乖離していくシステム的なものの疎外からおとずれる本質にそぞろな意識が空間を浮遊し、観点を持たず、根無し草として、あるいは雑草として、その強い生命を集わせるだけに通わぬものばかりをため込み、ただ集まるほどに群がることで現る軋轢から、圧力的なものが迫り、高圧的に生命に制限を与えるだけにあいまいな概念とは、外側から排斥され、排除され、自らを混淆せずに、混沌へと陥らせるだけに、些細な専横から、蝉蛻できずに、制圧されるだけの精神は、物事の軋轢にかさばる心情に抗いことを忘れ、統合を謳う意識は、形式的な正常に関わるほどに簡潔的なものを持たずに、用いられる独善的なものに支配され、形式的なものの由縁に関わるほどに権力に荷担し、権威的な怪物に支配されることに置かれる生死などは、権力的なものに左右されるだけに至るようなものの一部に意思を奪われ、自ら築き上げるべき意味を持たずに、軽薄なままで浅薄な意味を積み上げるだけに兌換される価値に支配され、形式的なものに指揮されるだけに大切なものを体系の中で捨て去ることが、あたかも協調のように謳われ、共存共栄という虚偽から、驕傲な対応を繰り返す大敵から、対立する本質は、ただ自らを蔑み陥れるだけに等位を用い、当為とすることを陥れるだけに兌換される価値観の家畜として白昼夢を徘徊するだけに廃棄処分にされるだけに排斥される意識的な抵抗から、論理的な昏睡から、抵抗すべき行為に基づく価値の井蛙者として謳う現実に開示される現用に削除される理由に観点は齟齬し、沛然たる驟雨に汚される現前に消費されるだけの己が成否を求め、善悪を謳う立場へと立ちすくむだけに粛清される原理に汚される予後から後続すべき意思も続く限りの裏切りにひるがえされるだけに悲観的になり得る体系的な形骸化から、緩衝すべき愛に対象を用いるだけに対比する価値を測る互いに端的な理由などは疎外感を誘い、孤独へと変換される限りに変化を求めるだけに咎められる意識は、大抵の事実に消耗していくだけの意識を掲げ、加算される原理に求める理解から、改善すべき愛も対象を用い、物事の偏執を受け入れる形だけに乖離していくシステム上の哀れみから、相対する自己へと重なる顕示欲から、改善すべき愛も互いを消耗させるだけに証拠を残し、マーキングしていくシステムの先々で交換される意思とは、互いを咎めるだけに変化していく価値の家畜として指定される義務を貪婪に食い散らすだけに空間的な敗者として勝者を崇めるだけにあいまいな差異から、惨憺たるものが迫り、狭い価値で確かな道理を顕官へと授け、宦官どもが平気で書き換える法理から、理想は供給されるだけの自由を供給し続けるほどに支配的なものが成立する。 「権力のはじまりと交わる義務感が提示する平等こそが、不平等を生み出し、退嬰的なものに関わるほどにレイシズムに陥り、ファシストへと至り、悔悟をため込み、対立する本質に現実的なものに摩耗していく意識は虐げられる現在に振興していくものの潮流に乗るだけの流行的な支配の気配から、軽薄なセンチメンタリズムがスピード感を蓄え、物事を支配的にこき下ろすだけの空疎でクソ塗れの実情に昏倒していくだけの意識的なカオスから、緩衝していく状態にジレンマを抱え、物事にアレルギーを抱え、じんましんへと至るような満身創痍な心身に慢性的な支配は痙攣を与え、状態に抑圧を授けるだけに横溢する心情から、神経的な疎外感から、荒廃していく位置から、区域を施され、そこには入ってはいけない、と押しつけられる禁止から、均衡は保たれるかのように対立し合う現在に正義すら無く、ただ正義の皮を被った悪がうごめく的な性悪説的な模倣から、資本主義的な傀儡が生み出した衆愚から、修繕されない悲劇へと陥る先々に現れる贋物の普遍性から、正常さを謳う差別化から、散漫な者が降らすフラストレーションから、執念をため込み、退嬰的なものに陥るほどに時代錯誤に至り、聡明に物事を見られずにさまよい続ける現在に、ただ負い続ける落ち度に老いを感じるだけに至るり、物事を恨むだけにエネルギーを消費し、証拠も残さずに昇華できずに召喚されるものを信心し、肥大化する苦悩は、能動的に執り行われず、ただ操作されるだけに増やされる快楽系の報酬から、物事の絡繰りに介する間に増やされる自己愛から、観点は疎外感を蓄え、用いられることだけを真実のように受け取る間に死刑台へと続く十三階段を自ら嬉々として登るマゾヒストどもが徘徊する先には、配下に加える愛しか存在しないのであり、外側へと続く道は用意されず、ただ容易に示される位置から閉め出されたら最後だとメシアを求めるだけの世界性に囲われた者どもは、何かを恨むためだけにためらわずに体制の犬として働く」。