昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

課せる

単調な意識に
優しい呼吸が
虐げる現前に
捉えるべき愛も
質感を損ない
死地へと急ぎ

傲慢に逆撫でする
空疎な関連性に
還元されるだけの
愛をまともなもののように
扱うことに置かれる
孤独感にこそ
確かな創造が生まれるから
何も気にとめない。