昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

元凶

用いられた原理から腐敗は進み、権力は退廃する。あらゆる力は、力により 崩れる。均衡を保とうと抗い対立する力は、互いの支配しようと迫る力により、互いの均衡は奪われ、互いの力により、用いられた権力は崩壊し、あらゆる傍観者や諦観者を生み、悲観し、飛躍しない卑賤なものが支配体系を作り、物事を自分たちの都合のいいように、捏造し続ける。超越を用いて、言語を打ち破る。言語とは、似たような意味、同じ時間を経過し、虐げ、憎しみを与え、出来事を醜いものへと変えた。歩み寄るあらゆる力も平衡を求め、自らの弊害を飛び越え、新たな思いの帰路に結ばれ、バラバラにされた思いを解析し、分裂していく思念や、枢要なものを、崇高に変え、誰かを騙すまでに至る余韻から揺動される雰囲気や、不甲斐ないものを抱え、加速する思いが枷に変わり、世界性を奪い合い、阻まれる思いが、疎外感を蓄え、枠外へと旅立ち、あらゆる世界を体現し、限界を持たぬように、猶予から超越し、自らの時間から乖離し、神と死を乗り越え、勇躍する思いが境目を持たずに立場を飛び越え、照明されるものから超越し、授かる思いを編み込み、虚脱する所以から、崩壊する過去へと去勢され、連帯感を抱え、かさばる思いがふくよかに変わり、苛立つ頭を撃ち抜くような衝動や、法などに入り混じり、まざまざと見せつけるあたりから結界を生み出し、加算される原理や、加工される品位を超越し、幽遠になびく孤独が、健気な思いに肉薄し、迫害を生み出し、遊離する果てに懐疑的なものや、論理に記憶を結び、惰性な要因に毅然として立ち向かう。立ち向かうべき理由に愛を用いて、頑是ないままに迫る言葉が正義を娶り、分裂的に消費する今が欺瞞を用い、不満足を謳い、疑念を放ち、かさばる所以に誘引され、果たす意味合いから、空疎な悲劇が生まれ、無様なものを見せつけ、たちまちに現れる呪いや、聳立するものが、障害になり、塗り替える動機がニヒリズムに変わる。


逃げ出した権力を捕まえようと迫る権力を取り締まる権力が対立し、消費される観念が権限を用い、運び出す理由や、有する過程に磊落なものを蔓延らせ、統合を謳い、快楽を利用し、流動する偏執から、本質は歪み、勇躍する所以や、平静を保とうと悶える軌跡に結ばれる憎悪から、互いを咎め、辱めては、絶え間なく葛藤する意志が終焉や、執念を用い、謳われる憎悪の装甲が増し、行為に硬化していくものが、競争へと至り、天罰などを用い、物事を拘束する。


裏切りに従属する規定から、締め付けられた精神を分断し続けるニュアンスから、懐疑的なものを用い、証拠も残さず、陰りを生み出し、本質を倒錯させ、真実を奪い合い、淘汰される先に気負うだけの理由を唾棄し、凄艶に悶える孤独が、ペシミズムへと陥る。高慢なものが、合理的に用いる表現から、形成される呪詛が受理していくものが、枢要なものを損ない、そこかしこに正義を用い、物事を淘汰し、犀利な意思で、隠逸していく時に混じる成否や、行為に基づく平等さを飛び越え、自らに帰還し、帰り着く確かな意思が気丈なままに生み出す意味が、未来を紡ぐ。対等な答えを用い、古代へと閉じ込められた文明的な退廃から、体たらくなものが生み出され、裁かれる安易さが損なうものが、悪意を生み出し、耽溺する所以に継続し、食い込むものが、怯懦なものに変わり、ちりばめられた憎悪が、星辰に変わり、光りの道筋や、星の標識をたどり、過去をカオスに変える制限を生み出す権威的な者が住まうバベルの塔から、リベラルなものが謳うマインドへの逃避行や、空疎な意味を掴み、雲をつかむような思いが、浮遊し、ただ無気力に、定められた時間へと同じ道を、同じ意味として歩く隙間に諦めばかりが迫り、万感に迫る住まいから逃げ出し、さすらう果てに帰る場所すら持たないから、立場や状況などは、時間に制限を生み出し、時間に引きこもり、存在から超越できずに、退屈から逃げ惑い、その場に居て、超越を目指すことを知らずに、動き回るから、退屈は、次から次に迫り、狭い価値にとどまり、狭い価値に襲いかかる欺瞞に押し倒され、屈服するだけに至る退嬰的な者が生み出す罅や割れ目からこぼれる黒々としたものが、生命を奪い、悲嘆に暮れ、砕かれた思いが、そこかしこで孤立し、律する思いが、用いる音が響き渡り、観点を奪い、展開する思いが、空間を持たずに、治る次元から放たれ、ただ意思が正しさすら用いずに、一途に結ばれ、自らに帰り着き、あらがう隙間から、生命の語源を置い、引火する運命が燃やし尽くす間柄に卑劣なものなど無くなり、卑下する者や、破壊するだけの者が生み出す快楽から離れ、ただ自らに帰する喜びは、単なる脳内で嬲る信号に騙されずに、自らが生み出す変化だけが、確かなものを変換し、軋む意味や、主体から飛び立つ気持ちがたずさえる創造性だけが、世界から瞬時に昇華する。