昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

軌跡

あらがう君の背中を押すような
言葉の現れに
貧相な意味すら無く、
ただ頼り無くもだえる君が
しだく思いが反響し、
その孤独に貧する
過去には何も無く、
ただ現れる今に
忌む事すら無く、
とこしえに消え入る
真実の瞬間を求め、
刹那を手繰る君の
意思だけが、
先々で何かを掴むまでの軌跡。