昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

帰還

感化するままにあふれる
言葉に腰掛け、
時系列から離れ、
無重力のままに、
空間をさまよい、
産み落とされる瞬間を愛し、
今に循環するものが純化し、
物事を即座に変化させ、
些細な出来事に
データを残すよりも、
出来合のもので締め付けられるよりも、
使命感に苛まれ、
今に苦しむよりも、
よりよいものを探すばかりで、
何がよいのかも見失うばかりの
今から離れ、
自らの静寂に帰り着く。