2016-08-07 帰還 感化するままにあふれる 言葉に腰掛け、 時系列から離れ、 無重力のままに、 空間をさまよい、 産み落とされる瞬間を愛し、 今に循環するものが純化し、 物事を即座に変化させ、 些細な出来事に データを残すよりも、 出来合のもので締め付けられるよりも、 使命感に苛まれ、 今に苦しむよりも、 よりよいものを探すばかりで、 何がよいのかも見失うばかりの 今から離れ、 自らの静寂に帰り着く。