昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

どこに帰るのだろう? と俯く君の表情も美しく、うちひしがれた表情の中に優雅なものを観測し、思い悩むほどに、鬱積するものが、エッセンスを失い、淵源に潜む悲しみ偏る以前に、こころもとないものから逸脱し、ただ剥がれ消えゆく余韻に渇望するだけのニヒリズムを疎外させるほどの情熱が降り注ぐ、まる