2016-08-12 悶絶 同調する言葉に編み込まれる心因性の夜から、 枯淡になびく敷衍する由縁から、 誘導されるだけのコイルから、 恋の呪文がたなびく心音から、 受理する昨日に迫る、 記号化した夜から、 たちまちに現れる侵蝕するだけの 行為にもとづく主義から、 収納される原理が 打ち出す真実などは、 所詮誰かの企み以下のものを、 今に注ぎ、 支える事も無ければ、 捧げる意味すら無くなり、 ただ互いを咎めるだけに至るものばかり。