昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

プリミティブな真理

 

 ばかばかしいものばかりを集め、今を虐げ、ひけらかすだけに、公序を求め、良俗のものなど、と促す倫理が、即すものなどに矜恃すべきものなど無く、何も無くとも、この空疎な時代よ、と妨げるだけの現代病の奴らが卑下する散漫とした意識に主体性すら無く、ただ体制にこびへつらうだけの情報的な倒錯から、等差を作り出すほどに、下からの押し上げに耐えかねずに、新たな法で加工するだけのギミックや、上からの抑え付けに耐えかねずに、世界すらも破壊に至るような闘争を発生させるだけの階級闘争へとジェラシーは加速し、嫉妬するほどに保持するルサンチマンが、さらなる紛争を激化させる憤懣に杭を打ち、その場から離れない意識的な嫉妬の炎は、やがて本能的な業火に変わり、傲岸不遜な意識は、交換される原理へと厭うだけの形に所持するものを兵器に変え、加算される原理に理想を追求させる辺りから、教育というものは、名ばかりのみすぼらしさを加速させ、虐げられるだけに至る管理的な社会という監禁を受け入れ、うごめき経過するものに傾倒するだけに浸る思想などに固執する限りに滾るものは、ただ裏切りと膠着を生み出し、奇妙なものを運び出し、単なる流行へと流動する意識が、恫喝し続けるなれ合いに、生業は廃れ、ただ猥雑な義務へと陥り、証拠ばかりを求めるだけに、追従する意識は、何が本質かすらも失い、ただ見透かすだけに生まれる運命的な悔悟から、対応するほどに、魯鈍なものを生み出し、往往にして間違うだけに浸る者が支配する視界から、正解とは、生まれるだけに、そこに支配を下し、繰り返される義務を算用するだけに至る原理的な崇拝から、衰亡するだけの今に境目を生み出し、情念を損ない、そこに諦観を生み出し、普通である事の苦しみへと誘うだけに、考えを損ない、誰かに還元され、歓迎されている答えへと肉薄するほどに、迫害された精神は、依存的に答えへと誘われ、ただ信じる者が救われる的な意志に巣くわれ、下される意味から、過去を引き出さずに、ただ今に至る原因に浸るだけに、原理的なものに支配され、抑圧された精神は、右往左往し、応じるだけの答えの中庸を求めずに、ただ総和しない思いは、エゴをため込み、酷薄なものへと加速し、加工された品位は、そこに階級を生み出すだけに、倒錯する精神は、錯雑な原理へと超過していく意識的な時間に監禁され、均衡を保てずに、その場でちぐはぐな意思を生み出し、破壊を繰り返し、派生する意思は、破壊を麓にのぼるべき確かな意思は、邪推するほどに、何かに流され、誰かの意思に虐げられるだけに終える意味は、意思を損ない、折れるだけに、横暴な支配へと加工される原因は、高尚さを損ない、そこに差異を用い、もたげる意思は、互いを咎めるだけの憎悪へと発展し、はびこる意思は、意味を見失い、ただ轟轟たる憎悪を今に吐き出し、破壊的に受理する意思が、虐げる真理を従え、自分こそが、正しいもののように示す事に置かれる原理などは、所詮自らを擁護するだけに浸るナルシシズムに終わり、旺然と生まれ、ただはびこるままを愛する寛容さを失ってまで保持する思想などは、浸るだけの思考を啓蒙できずに、短絡的な自己啓発に陥り、物事の深みを知らず、浅く掬う知識に浸るだけに至る心理にもとづくエゴが加速し、相続するものが、得たものを掃きだめへと変わるだけに至る今に悲観するだけの情交を生み出す欠如に浸るものが、悲観するためだけにためらわず入れ込む知識などに流動性は無く、そこで膠着するためのためらいを生み出すだけの退行を続け、つたない意思は、意味をかぎ取るだけに散漫な意識を狡猾にすなどり、すべてを濾過すべきであるのに、物事の軋轢に耐えかねずに、互いを咎めるだけに演繹し続ける先に現れるものの奥底に備わる本質すら見抜けずに、醜い争いを新たに何度も続けるのが、人間的であるという愚かさなど、と卑下する以前に、品行などは求めずに、そのものは、そのままのものとして受け入れる寛容さだけが、環境に支配されず、己に支配されずに、ただ中空をさまよう自由さを求めずに、ただ揺らぐ観念は、どこにも所在を求めず、どこまでも狭いが、考えを変えれば、どこまでも広く、悲観するほどに揺らぎ、恐怖に至るのが、人間的な弱さであるし、やがて滑落し、汚穢とよどみから、昇華させるほどの創造性だけが、世界性を突き破り、自らの位置に求められる意味を問わずに、ただ咎めるものをも飲み込み、自らの創造性へと昇華させる者だけが、物事から跳躍し、超越へと至る。