昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

超克


 すべての論理の外側へと出て、内側に孕む陰鬱なものを祓うべく、旋回する意識は、行き着く場所を求めず、途絶えずに続ける意志だけが、気圧の谷を越え、演繹する隙間に敷衍していく意識が、バビロンを打ち砕き、尖鋭的な意識をたずさえ、消費されるだけの印象にとろけ、齟齬するだけに反乱する意識的な内戦から、退廃し、背反し続ける先に見つける真理も、真意を失い、まくし立てる意味に緩慢な差異を用い、惨憺たるものをたずさえ、互いを咎めるだけに痛めつけられた感情は、連帯感を求め、互いをとどめるだけに至る原理へと反抗し、行為に服従するだけに、複製されるだけの真実に散漫なアイロニーを用い、物化するものが、短絡的な死へと普遍性を掲げ、寛容さを求めるのに、こんな狭い空間であらがうだけの闘争から、倒錯する意志は、錯雑とした観念の中で措置されるだけの繁栄から、汎用される理由に観点は、疎外感をたずさえ、孤独へと浪々とうなだれ、惰性な四季へと攪拌される神経や、運命的な論争へと咎められ、淘汰されるだけに至る精神性に世界性は、閑散としていき、逸脱するものを捕らえるだけの牢屋から、籠城されるだけにカスタムされた憂鬱への軋轢にそぐう形に、用いられるモラルが、何かを憎しみ続ける限りに絶えずシンクロし、侵攻する痛みは、意思をうそぶき、敗残していくだけの意識は、指定される義務から、偽装される真理にもとづくエゴへと逃走していき、いくばくかの可能性すら吸い取られるだけに至るような誠意や成因にまき散らす偽造された真理にもとづく迎合から、厳寒な時を迎え、蝕む身体にエゴイズムが迫り、散漫な意識にもとづく整合から、外装は剥がれ、歯がゆい心情を訪ねるリリカルなものをかじかむ意思は、乖離し続ける限りにつたないものへと逃走し、当該するだけに、対等なものは謳われ、奪われるだけに増す痛みから、満身創痍を迎え、蝕むだけの言語へと示威を示す権利にもとづく運動とは、互いを咎めるだけに悲観するだけの運動へと陥り、絶えず互いを恨むためだけに途絶えずに専横される意識との対立を含み、複製されるだけの真実に仮想するものへと退行する意思は、虐げられるだけの傍観者として、互いを咎めるだけの欠如を埋めるだけの権利にもとづくものを謳い、たゆたうべき理想は、帰巣せずに、些細な事から、大きな戦争へと転じて行くだけに浸る権威へと偏るだけに至る折り返しから、王道を歩くだけに、普遍的なものとは、不潔を感化させ、自らの穢れに気が付かずに、誰かの意見が、ずかずかと入り込み、背徳へと至らせるのだ、と野良がカタルシスを沿岸へと運び、配備される意味にもとづく痛みに排斥するものが、今を専横し、有する形に嵌め込むだけに、阻まれるだけの痛みを抱え込んだ苦悩や、あいまいな今に止めどなくあふれるものがふれあい、浮動する意思は、俯瞰に迫る空虚さにもとづくものを統制するだけに、情報の餌として、或いは、奴隷として働かせるか、足かせを嵌め込んだ場面のアイドルとして踊らされるか、或いは、隘路に迫る反乱した濁流に飲まれる恐怖に蝕まれるだけの猜疑心にもとづく不安から、不協和なものが弾け、始まりに交わる記号が、共存共栄を謳い、互いを騙しながら、途絶えぬように、押し上げる理想は、虚像を打ち砕き、互いの希望へとのし上がるまで、自らを見失わずに、鬱積するものや、痛みに耐えながら、保身にもとづく、もろもろの価値に引き出される雰囲気に飲み込まれずに、こじ開ける先に、誇示するものや、利便性を謳い、何かを騙すよりも、意外性を謳い、何かを買わせるよりも、甲斐甲斐しく働き、蔓延る悪意にねんざした意識が座礁する前に、進み続ける意思的な何かを放つほどに、阻まれる意思は、季節をまさぐり、自らの詩的なものへとさかのぼり、問題に浪費されるだけの答えにもとづく矛盾した身体にさかのぼるものが、悶絶しながら、響く思いは、悲観せずに、我関せず、と監査されるだけの監視社会的なものから離れ、蔓延る悪意に転移するだけの気概を保ち、機関に蔓延る権力的な統合から放たれ、私とは、私である事を協調するだけに、感情論的なものや、環境的なものから離れ、隠遁し、淫蕩していた意識は、季節に緩衝しながら、総和する意識は、埋もれずに、愛を謳わずに、鮮血を流しながら、閃光を放ち、一瞬で意味を照らし、君を蝕む痛みを晴らすべく、孕む意志が、確かな子を産むように、うごめくものに魔法をかけ、観点に捏造されるだけのマインドにあいまいなものを持ち込み、何かを占領するだけに、戦場へと変わる毎日に告げるものも、物々しく変わり、ただ互いを虐げるだけに浸るだけのルサンチマンの終わりを告げるべく、姑息なベクトルに計り知れない憎悪を持ち込むよりも、増幅すべきは、ただ今に至るよろこびを加速させ、感じる以前に、伝うものを寛容に受け取る事が、価値を超える意志へと至る。