昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

狂騒

統制されるだけの情報へと
帰り着く戒律は、
対立を続け、
退嬰的な者が生み出す
絶え間ない紛争へと至り、
浸る痛みは、
もっともな快楽を求め、
傀儡として、
指定される意味へと
もとづくものだけを
信じ込むほどに、
帰り着く意味との対立を終えずに、
ただ嗚咽を促し、
苦しむだけの心身を傍観するだけの
離人的な空虚さに至る。