2016-10-09 すこし、わたしのはなしをしよう。 わたしの、はなしをしよう。 乾いた大地に偏る心情を捧げるだけの供犠を終え、惜別し続ける先に、死をも超越するような時間や次元から排され、滅する間に虚空が生まれ、そこから生まれる情念が、仮想するものを、真実に変え、出来合のものを愛するよりも、創造的に産み出すものだけが、拘束されずに、自由を謳わずに、自ら歌うものだけが、すべてを翻し、すべての術となる、まる