昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ドロップアウトする意識


 世界の端に触れ、発端となるものを唱えずに、何故?と告げる慟哭も、くたびれた明日に現れるエチュードや、悲恋にうずくまるこたえも、裁かれるだけの原理を応用するほどに、束縛され、そぐうものとして、偶像を愛するだけに至る。全壊する意識を傍観し、構造を伴侶にし、煮くずれする風景や、形容されるものに告げる判断や、だんだんと迫る景色に反し、自らの季節にキスをして、のさばる正義に退けものにされても、君が信じる誠意だけが、一致しなくとも、すぐさま翻す。全体で解けるからといって正しくは無く、誰かを邪魔する権利など無く、原理に導かれ、誰かを否定し、すれ違うだけに、異物感を感じ、感化する意識が、倦怠感を抱え、課せる意識が、ドレスアップし、曖昧な今に達する間にシンクロし、神経質そうに笑う声が、高らかと歌う。「おお!!お前、原始の声をなびかせろ!!たなびく思いが分け隔ても無く、別れを告げる。普通とは、苦痛をなびかせ、普通とは、苦痛を長引かせるものである。誰かが、信じ唱える普遍性など、かなぐり捨てる勇気を、褒め称えろ!!ただひとり寛容に笑ってふざける勇気を、ただ讚えよ。たなびく意識は、全体で蕩け、善悪を捨て、ただ、高揚し、ひたすら純粋に笑う。」 閉じた意識が、アニミズムを超え、原始的な理論を超克し、乾ききった精神を飛び越え、超越する論理や、恐々と迫る物事から、爆砕していく無神経な経路や、回路を壊しても尚、その身ひとつで突き進む勇姿にほれぼれとし、滅ぼす意識や、誤解を含め、悔悟へと至るだけの悔悛する意識は、ミメーシスを終え、混同する意識へと模索するだけに、恬淡なままに至り、不羈な感情は、ただ中空をむさぼるだけの怪物として、戒律を食い尽くすだけの動機に浸るだけの論理的なプロミネンスを起こし、憤るだけに精神性は、忿怒へと至り、不満はやがて、憤懣へと至り、ルサンチマンへと陥るだけの闇へと帰巣しては、発芽する意識は、豪壮な邸宅へと帰宅し、機械的な資本主義へと合理的な一生を企てるだけの惰性な意識は、済世を唱え、体たらくな意識を抱え、痕跡も残さずに、廃滅するだけに至る死線を超えて、陥落する意識に降魔が迫り、パンデミックする悪意や、安易な差異から、陥れるだけの闇へと受注生産されるだけの人間性にモラルを突き刺し、つくづくに迫る痕跡が、記号化しては、観点を奪い、惰性な意識は、苦境を超え、能動死へと至るだけの動物的な観念論から、論証へと浸るギミックたる遺品を用い、戻るだけの意識は、怒りを抱え、加算される原理に偽装されるだけの悲壮感から、課せられる痛みに不満げな意識を健気に加速させ、足かせを嵌めるだけに淘汰する意識は、走馬灯をを浮かべるリベラルな川底から、アンニュイなものや、敗北感を重ね、悔悟をため込むだけに訂正されるだけの真理にもとづく永劫から聡明なものを引き取り、追い求める感性は、正解を持たず、創造的に挿入されるものを侵入者として否定するような闘争や、倒錯する逃走から、統合されるだけの正常さを謳い、用いられる意味を加速させ、あいまいな論理へと引き延ばされ、些細な動機が軽薄な物語を説得するだけの正義が、偽装する真理へと運ばれていく苦しみに簡易なものを信仰し、心情から引き離されていく痛みへと敷衍していく普遍性へと慢性的な規則へと仮想していく意味合いに敷衍していく実情が、全世界を包み、己の世界性を現在の世界へと巻き込み、過去を引き延ばすだけに、未来とは引き離され、最たるものを損なうだけの感情は、相互するものを信じるほどに、補填される今に飲み込まれ、慣性を超越し、無からはみ出す意識的な力へと引き延ばされる感性が、緩衝を求めずに、ただ無から引き延ばす現在に現状とは、破棄されるだけに至り、悲観するだけに至るような希望から、牢記するものが、この場での愛を加速させ、介する間に領土を奪い、観点を相続しては、希望を打ちのめすだけの社会が、生み出す権限などは、怪訝な税を取り、乗っ取るだけに至る専横的な主義から、修繕されるだけの普遍性の不潔さや、差異から生み出される悪寒から、悪態をつき続けるだけにみちみちとする憎悪から、相続する関係性に怜悧なものすら無く、耽溺するだけに裂ける段階に損得を生み出すだけの安易な支配からの後続を受け入れるだけの接続から、正常なものなど、はじめから無い事を知らず、整合されるだけの意識的な安易さに甘美さを感じられずに、感応する先々に生み出す創造的な物語が、盗用されたものでうごめき拍動する論理に浸るだけに、まがい物の答えを信じ込み、混み合う意識は、迷うほどに、偏ったものを信仰し、思考回路を停止させ、訂正されるだけに迫る真偽に飲み込まれ、混同する先々に乖離し、対立する先々に心情を統制させ、信用を謳い、用いられる原理に反さず、信じ込むほどに、補填されるものに損なう陰りを含ませ、暗黒面を強化させる。