昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

本質への旅

真っ白な悲しみが、
魯鈍な冬に形式を持ち込み、
今にももたげる理想は、
競争へと果たされるだけの
義務に暗示をかけ、
疑問も持たずに、
与えられたものだけが、
真実であり、
正解など、と抜かすような
者どもが締め付ける後から
迫る疑問などが、
愚問のように騙られ、
自らを締め付けるだけの
あらがわぬものが打ち出す答えが、
今を退行させ、
意味の本質を見えなくする。