2016-12-03 本質への旅 真っ白な悲しみが、 魯鈍な冬に形式を持ち込み、 今にももたげる理想は、 競争へと果たされるだけの 義務に暗示をかけ、 疑問も持たずに、 与えられたものだけが、 真実であり、 正解など、と抜かすような 者どもが締め付ける後から 迫る疑問などが、 愚問のように騙られ、 自らを締め付けるだけの あらがわぬものが打ち出す答えが、 今を退行させ、 意味の本質を見えなくする。