2016-12-06 有限 美しい影を引き伸ばすラブソングが、 カーテンを引き裂き、 無数の孤独にむすばれる 枢要な事実を砕き、 その細流を飲み干す孤立したのどが震え、 新たな歌を、 タナトスに促し、 悲しむ君の横で、 監視するだけの 悪魔みたいな奴らの 独裁的な瞳孔から 毀れるジレンマに 肉薄するような苦みを帯びた結末。