昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

価値を引き出す初期衝動


 慟哭に濡れる星たちの恒久的な衝動に肉薄するものや、迫害され、荒廃した街角で交錯する思いが、饐えたエタノールと混ざり、衝動的な根底へ、と注ぎ込まれる実感も、今に阻まれ、世界性に奪われるだけの観念や、関係性にねじ曲げられ、慢性的な痛みに乖離していく心地に乖離し、断続する離別から、昏倒する意識にモラルも消え去り、無政府状態な夜を超え、凍える意識が用いる初心な恋心に悶え、強請られる過程は、根源から、恐怖を引き取り、今に苦しむ影や、貨幣に変えられるだけの命の刹那に閉じこもる衝動性が導く暴力的な根源から、本能は、凡庸なものを引き取り、課せられた価値に用いられるだけの原理を本質として捉え、途絶えるだけの意識が、退嬰的なものを用い、今に苦しみを瀰漫させ、不満足を謳うだけの鴉の大愚を抱え、悶える意識は、空疎な影を追うことだけに専念し、先天的な痛みから乖離する今に実体も物陰に隠れ、誇大妄想へ、と浸り、悲観するだけの毎日に実感は、すぐさま消え去り、憂鬱が互恵から、悔悟を引き取るだけの毎日への惜別を歌い上げるディーバたちが、根幹をくすぐり、実体をあらわにし、新たな呼吸を始める生命のよろこびが、スラムで木霊し、肉薄する苦しみに迫害される価値を引きずるだけの痛みに兌換されるだけの意味を巻き戻すような過去から悲観が生み出され、価値は、誰かに持たされるだけに、自らの闇を加速させ、価値という足かせを外さぬ限りは、その価値にとどまり、自らを見失い、用いられるだけの世界を邪推し、迫る意味に関係してくる他者が用いる世界や、対象が、用いるウイルスなどに感染し、自らを利己的なものに変え、物質的な伴侶として、半減する痛みは、ただ、用いられる世界により、愚鈍なものや、魯鈍なものに陥り、感覚を麻痺させているだけに満たず、満たないものを追いかけるほどに、その満たないものが用いる新たな欲に支配され、今に憤りを感じ、感化されるものも、欲望に左右されるだけの思想に巣くわれ、兆しを奪われ、ただ、倒錯するだけに用いられる等位や、問いに侮蔑されるだけの可能性に肥大する悲観のモジュールへと化すだけに、統計的なものへと立証され、林立するものへ、と疎外され、大量流出していく思いが逡巡し、従事するものへ、と従順な犬として、あらゆるもののゲートウェイとして活動し、快活な動機をまさぐるだけに、慢心を生み出し、犠牲心に支配され、虜となるほどに、取り込められ、他者との同化を謳い、同意を求めるほどに、同化される心身は、他者を介してしか、その存在を感じられずに、叙情性を持たずに、ただ、本能のままにうごめく獣として、指定される義務感に支配され、横領をくり返し、領土を奪うことだけに専念し、センテンスを失い、ただ、用いられるものの点と線を結ぶだけの仕事に従事し、自らの死後にも足かせを嵌めるだけに至るような顛末へ、と帰巣するだけの本質は、真実を見失い、この夜に閃きも生み出せずに、センセーショナルなものも生み出せずに、疲れ切り、退嬰的なものに陥る先に待ち受けるエモーションも乾いてしまい、今に位置づけられ、時間に支配される悲しみから横領されるだけの価値観に関する紙幣的な恨みから、階級的な困窮から、こじつけられるだけのレッテルから、優劣を謳うだけの義民に継承すべきものも、用いられるだけの意味に限度を決め込み、戒律から迫る懐疑的な恨みが示すだけの指示に動かされるだけの人間だけが、人間性を用い、その人間的なものに動かされるものだけが、正しいもののように扱われることに、疑問を持ち、自らの言葉を持つべく、用いられるものに反し、そこに生まれる背反する威信から、用いられるものが生み出す因子が消え去り、帰結する意思は、対象に迫るだけの還元から、懐疑的なニヒリズムが生み出す破壊と青春の間に生まれる無謬な静寂に司る権利を打ち砕き、無に帰り着き、飢渇しても尚、その無に伸びるものだけが、永遠性に反し、利己的な終末に映える言葉を唾棄し、打開し続ける先に生まれるものが、清純なものでも、清純なものでなくても、ただ、ひたすら愛することに利用価値を生み出さずに、用心して生きるほどに、行き交う意思は、確かなものを措置し、購う先に、生まれるだけの兌換を終え、懐疑的な日常に迫るリベラルなものへの帰巣や、恒久的に苦しむかのような現在に来すイメージに浸るだけの悲観から抜け出すような意味を授けるべく、哲学とは存在しているのでは無く、その考えを楽しむ先に生み出される影響を反復させ続け、言葉や、知の奥にある鼓動を速く進ませ、そこに迫るものが、今を昇華させ続ける限りに、創造性は爆発し、短絡的な破壊に陥るだけの幼児退行的な破壊活動に浸るだけのジレンマを解消するような昇華に至らせるべく、用いられる価値や、神や、言葉を疑い、裏切り、裏切られても尚、自らの意志で引き裂く現在に幸などを求めず、価値などは、自ら創り出すものだけが価値であり、用いられた価値に決められているような意志に従うだけでは、確かな意味も見出せないままである。