2016-12-21 朝を待つよろこび 現れる苦しみは 誰のもの?と聞く 君の思いも、 応じぬ夜を越え、 怯える朝に結末を出迎え、 デカダンなままに 消費される精神は、 帰る意味すら忘れ、 中空をさまよい、 朝になると どこでもない ところに昇華し、 今の悩みにすら疑問も持たずに、 ただ現れる陽光に吸い込まれる。