昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

カルマ


 優しいからこそ、人とは歪むものであるし、優しいからこそ、卑屈にもなるし、求められるほどに痛みは増すし、阻まれる先に阻まれても尚、抵抗し続ける先に、私が、苦しみを切り開き、些細な意味を超越し、今に浸るだけの原理や、利己的な意味に疎外感を抱え、関心を求めるほどに、魯鈍な意思に至り、浸る今に至る痛みだけが、自らに破壊的なものを持ち込み、混同する意識は、孤独感を加速させ、軋む身体が、猛烈に求める快楽から、改善されない今に浸るだけの意味が、交通を阻害し、介する間に用いられる意味から引き出す苦しみだけが悲観へと至らせ、苦しみに蝕まれ、今に猜疑心を加速させる。季節に軋轢を加え、今に用いられる苦しみに悔悟をため込み、受理する意味から、育むべき意思は、恐怖に追いやられ、マゾヒズムに浸るだけの毒された神経に聡明な横溢する苦しみに耐えかねずに、今に苦しむことだけを継続させ、断続的に迫る痛みが、激情へと変わり、攻撃的な行動へと至らせるようなトラウマを取り除くべく、褒め称え、君こそが、勝利である、と促す先に現れる自信こそが、今の悲観をさえぎり、募る痛みをさえぎり、進む強さを生み、精神性が阻まれる以前に生み出される恐怖を、自らの自信により、乗り越えるまで、信じ抜く先に死を乗り越え、能動し続ける先に現れる信頼感だけが、関心を引き、貧寒な今から抜け出し、互いを認め合うまで諦めずに戦い続ける先に現れる優しさだけが、空間を支配し、芝居を続けるだけに低劣なものを生み出すだけの宣伝から抜け出し、私とは、私が認める限りに誰も裏切らずに、裏切られても尚、許す以前に、おとずれる裏切りに屈さずに、今に浸る悲しみに回路を支配されるよりも、その苦しみを抜ける先に現れるコードへと乗り換え、理解を得る以前に、対処し続ける先に生まれる本質から抜き取る今に感じるものだけが、物語を加速させ、今に現れるカオスや不満を超越し、法則的なものに囚われずに、現れるものを、現れるままに愛する強さだけが、愛を超越し、名付けられた愛につまずかずに、追憶に馳せる論理から超脱し、調律される音階へと旅立つ純粋な真理にもとづくエゴを取り除き、行為にもとづく腐敗から抜け出す。現れる不安は、今に意味を引き出さずに、引き取る価値の下で、成長をやめ、とがめられるだけに誰かが用いる領域へと配され、そこでの配下としての役目だけを果たし、破壊的な意味を孕み、内面性に孕ませられる強制的な痛みに羽交い締めにされ、その場で屈従させられ、今に苦しみをほとばしり、はびこる悪意が見出し、転換させられ続ける先に現れる未来などは、今に痛みを引き出し、卑近なものに陥り、悲観し続ける先に朦朧とし、あらゆる意味の亡霊として今をさまよい、ぶしつけに攻め入られる先に用いられる正論などは、自らを守るために立場を利用し、自らを悲観させぬためだけに、誰かを責め立てるほどに、苦しみは倍増し、今にはびこる悪意にセンチメンタルに陥り、応じるほどに、補填される苦しみに屈折し、空間的に廃残の身を引きずり、先々でじり貧なものへと陥り、今に認識する苦しみも、今を認識するほどに歪んでしまうのだ、と促す先に蓄積される苦悩をそそのかすだけの快楽を解体し、開拓すべき純粋な意思こそ、歪んだものであるし、そこに用いられる正義とは、誰かの犠牲の下になりたつ、などと促すような同情的な精神が見出す正義が促す正義などは、悪を利用し、今に法で囲い、悪を排除するだけに、悪を利用し、領土を広げるためだけに権力を利用し、今に領土は血と涙で埋め尽くされ、治外法権と化する正義から、関する間に用いられる法からの悔悟から、悔悛し続ける先に改善されるべき規律も、起動したが最後、誰もが従うしか無くなり、今に屈折し続けるだけに至り、唾棄する痛みから、敬神へと浸るだけに、悪意を捏造し、それを裁くだけに至らせるような罪を利用し、死へと追いやるだけに明け暮れるだけの価値が用いる価値などが、今に攻め入り、移動し続ける先に生まれる苦しみだけが、今を解放できずに、定義から抜け出せずに、動物としての本能が、意思などを謳い、獰猛な意味へと変換し、残酷にくらうものが、何かを残酷に支配し、制する間に拷問的に解体される家畜の苦しみを嘆くほどに、その苦しみは、悪意へと変わり、捻転し、転じる悪意は、正義を用い、何かを排除するだけに、暴走し、真理を偽装し、真意を奪うだけに至らせるほどに、終わらぬ戦争から、専横や占領だけが、動機を白痴に変え、ちぐはぐな意思は、破壊的な意思だけを用い、理論を暴走させ、武装化する真理は、真偽を失い、ただオブジェクトを見つけ、暴力的な措置をくり返すだけに至ることに用いられるヒューマニズムも論点を失い、ただ歪んだ正義で今をがんじがらめにするほどに、自分の不憫さを埋めようと、有する価値で他者と世界を強請る。