昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

讒言と悲鳴だけが聞こえる街。あらゆる原理を相克し合いながら、短絡的な動機と同化するだけの主体性も無いモノクロな心象に戒律を生み出すだけの定理に導かれ、罵声を浴びせ、値を用い、何かを否定するだけに浸る比率から、日々は散り、あたかも、ここにあったものすらぬくもりを忘れ、互いを破壊するだけに至る、まる