昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

原生

腹膜に閉じられた永遠が、
体内を循環し、
緩衝し続ける先に
現れる愛へと昇華し、
自らの歪みを和らげ、
確かな影響を与え、
その場で広がる永遠性が、
生後や、制度を突きぬけ、
自らがはじまり交わるだけに、
与えられる影響だけが、
確かなものである、と。