昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

同じようなものを着て、同じような者になりきる快楽から、起動されるだけの朝が、機械音と共に混ざり合い、投じられるものに吐き出される吐息や、等位を用い、等級を付けられ、今にねじ伏せられ、ふさぎ込む瞬間に循環する思いが、ひたすら綺麗なものを追いかけるほどに、今にも屈折し、戸惑うだけに終える、まる