昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

短絡的

起源を奪うほどの
大きな手につかまれ、
抵抗することすら愚かである、と
宣言するような諦めの獣どもの
遠吠えがなびく刹那、
接続される観念から、
計測されるだけの自由、
有する形に、
価値を与え、
あたかも、それだけが、
正しいとされる間に
持ち込むべき差異も、
今に背反され、
すぐにくつがえされる
よろこびに迫る顛末。