昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

機械的な保証を促す兵士たちの憂鬱、ここに用いられる罪の意識のためだけに働くような日々です、と悲しむだけの捕囚が促す歌声が美麗だからこそ、ここで悲嘆に暮れるよりも、より獰猛に、この位置的なものが生み出す支配の経路から逸脱し、ここで枯渇しないようにリリカルに成長を遂げることだけが、この世界にとどまらずに、時間から飛びたち、何の計算式も持たず、無い事も無いと強調し、有るものなどは、今に有ると謳われているだけにすぎない、と宣言する、まる