昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

辺り

戸惑いも、どこか遠くでなびく。
対立をふかめる意図が、
今に従事し、軋轢を増やしている。
あらゆる真理は、同等さや、
尊さを用い、何かをなぐさめるが、
ひとえに正しいものや、
理解をふかめてもなお、
馴れ合い離れるものばかり、だ。

なぶられた身体を補完するように
最後のぬくもりが慟哭し、
憧憬する君も、
何かとの保護色に入り混じり、
認識することすら不潔で、
今に不和を用い、
誰かを裏切るだけなの、と
嘆いている悲劇の後。