2017-04-10 すこし、わたしのはなしをしよう。 わたしの、はなしをしよう。 私は誰かの傘である、と君が嘆く遊歩道に情念がからまって、カタルシスをうながす原野から、理想とは、そこで供給され続ける辺りから狂気に変わり、そこで境域を生み出し、自らを阻めるのだよ、と悲しげな君のサイクルを卑しく眺める自分を溶かすような雨にゆだねる他者を介した身体、まる