昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

受理


 滑落して行く意志も、自らの真理を目指し、人為的な痛みを退け、遊離する果てに希望を生み出し、たばかるだけの論理を超越し、せめぎ合う意志が起源を見つけ、裁かれるだけの動機や、貪婪なものが告げる畏怖や、不具合を生じ、収斂していく関係も、覇権争いに興じ、王を殺すための儀式が生まれ、雲隠れする時折に帰路をむすび、報う価値や、抗う後に妬ましさを表し、何かを壊すだけの論理を寄せ集め、原理を謳うだけの意味に締め付けられ、今に奪われる意識が路肩にころがり、傲岸不遜なものをもたらし、自らを未熟なものに変化させ、還元される痛みが報復を叫び、自らの意思をさえぎるような欠如に結実する怒りが敷衍し、怒りを膨張させ、何かを破壊するだけに終えるような捏造から、かさばる動機が脅威を生み出し、奪われる観念が限界を生み出し、今に苦しめ、いたわることも忘れ、制限を与え、苦しみと同化していく。定期的な痛みは、闇を与え、何かを苦しませるために、世界全体を恨み出す。大きなルサンチマンのサイクルが、人類を攪拌し、深まる争いの義務から、課せられた罪の意識で加速していく混沌を作り出す人間から、正義などは生まれず、崇めるための神を正義として捉え、確かな意味を育んだかのように見えたが、現実的なものを見れば、何かと妥当なものに変換し、生み出された善悪で堕落するだけの、ケダモノをたくさん生み出した。あらゆる論理に屠られた人間は、はじめて愛した日々や、意味をそこない、自らを白痴に変え、差別を生み出すための差別を繰り返し、かけ離れていく意味に補完されるべき愛も、何かに踏みにじられ、何かを恨むことでしか、自らの確かさを認識できぬような誤りを、自らに与えていくことが抵抗であるという勘違いから、意味からかけ離れ、はびこる悪意が堅持する正義が今を拘束し、自由である者は、自由を歌えぬような世界へと加工し、狡猾な者ほど、成功への道は近く、与えられた義務に悲観していく大勢の義務を搾取するような、悪臭ただようモデルケースは、勝手に潜在意識を攪拌し、今を阻めるだけにいたらせる。そこに現れる汚穢を批判しても、その他大勢に否定されるような悲しみなどはなく、孤独であろうが、意味を輝かせるものだけが、世界から抜け出し、時間の外で、空間を引き裂くような鋭利な意志を持ち、何かを率いては、悲観させるような安易な者が締め出すだけの理由に鎮座する王に謀反する。あらゆる過程に寄りかかるリズミカルな胸の内にコズミックなものを生み出し、疎外感などは、外から与えられた影響に過ぎず、安易な判断から、何かに対して有利に働くように義務付けることだけが、言葉に対し、愛を持ちいらずに、何かを扇動し、占領するために保たれる均衡に、力学などを授け、物理学的な遊歩道を歩き、数学的な伴侶を引き連れ、あらゆる敵意をごまかし、そこに科学的な反抗を生み出し、たゆたう次元は、ゆらぐほどに、自らに補完されるコズミックなものを、リリカルに消費できぬから、リテラシーを謳い、自らをヒステリックなモンスターに変え、簡易なものに示される価値が、価値を決め込み、意思を家畜化し、屠殺時に思い浮かべる思い出も、食われるための儀式に補完され、自らの感覚すらそこなわれ、わななく心音がたたずむ痛みの中に境目を生み出し、再会するころには枯渇し、あらゆるものを破壊するための帰路を急ぎ、何かを締め付ける定理がごまかす優劣から、自らを幽霊に変え、かけがえのない者を奪うための専横から、主義は廃れ、利便性を求めるだけの今に相似していく苦痛を孕むだけの履歴に逍遥するだけの自己に擦り寄り、理性をそこない、ちぐはぐな歴史を謳い、互いを咎めるだけの理想から、理性はそこなわれ、何かを悪に仕立て上げ、たてまつる思いに交互する意識的な普遍性に肥大していく悪意だけが、歴史がなんたるかを語り出すころには、誰も何かを信じることを辞め、無関心なままに、ただ進むことを余儀なくさせるような規律などは、なんの正しさも含まずに、何かを支配し、統治することに重きを置くことで、何かをごまかしながら、今を従え、虐げるだけにいたらせる。何かの予感を成長させるような愛こそが、正義をカタルシスにいたらせ、何かを保つために生み出される満足を飛び越え、途絶えることなく敷衍させる愛だけが、物事がなんたるかを知り得、そこで会得するものを自慢げに吐き出すだけのファシストに変化せずに、そこで冷静に読み取り読み解くことだけが、歴史の誤りを正し、科学的なものと融合し、そこで高揚感にいたるまで、何かを恨むだけの体たらくな意味から抜け出し、そこで健気に飛び交う意志だけが、物事の本質をあたかも知るように見せつけることもなく、ただ現れるものを愛することだけが、何かを知る以前に、ここに現れる確かさに足かせを嵌められずに、ここで見つけるものだけが、自らを正しいものに変換せずに、還元されるような愛から逃れ、そこにある純粋なものだけを愛と呼ぶことすらもなく、そこでまじわることだけが、真実が贋物の真実をまとう前の意味を知る。