昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

世界の裏側でぐつぐつと煮えたぎる意思が、規範とされるものに反し、ここで滑落していくほどに、増していく快楽に邁進するよりも、偶然を粧い、何かの寝首を掻くように仕向けるような美麗な歌声をうながす夜は、法則性すらも持たず、何かちぐはぐなものをただ単に歌い続けている、まる